オカルトオンラインではこれまで数々の心霊スポットをご紹介してきましたが、その中でも特に『怖さ、危険度、ヤバさ』などなどを考慮して編集部がランキングにしています。
今回は『京都府の激ヤバ心霊スポットランキング』として、京都府各地にある本当にヤバい心霊スポットをなんと17選もお届けいたします。
歴史の深い京都ですから、それだけ怨念や恨みが積もっているのです……。
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京都府京都市にある船岡山は、保元の乱の後、敗北した源為義とその子供たちが処刑された場所です。また1984年には警察官が殺害される事件が起こったり、首吊り自殺が多発している場所でもあります。
誰もいないところで足音だけがついてくるなどの心霊現象が報告されています。
京都府京田辺市で数十年前、老婆が水死事故で亡くなりました。そのため「あみだババアの池」と呼ばれているのですが、近隣の女子中学生がこの地で事故死したという噂もあります。
雨の夜に老婆の霊が追いかけてくる、夜釣りをすると引きずり込まれるなどの心霊現象が報告されています。
京都府木津川市にある墓地です。土中から這い出ようとする霊や土を掘っている男の霊、他にも火の玉などが目撃されています。
昔は亡くなった人を土葬する風習があったらしく、数多くの名士がこの地に眠っていることから、その魂が心霊現象につながっているのかもしれません。
京都府京都市にある超有名観光名所ですが……わら人形を使用した呪い、「丑の刻参り」の聖地でもあります。今でも深夜には、白装束を身にまとって顔に白粉を塗った女性が木に釘を打ち付けにくるのだとか。
死んだ人の怨念も恐ろしいですが、生きている人間ほど恐ろしいものはありません。貴船神社は強力な怨念をもった生き霊が集まる恐ろしい場所だと言えるでしょう。
湖の周辺を走っていると車の調子が悪くなる、首なしライダーの霊が出現するなどの心霊現象が報告されています。
京都府京都市にあるトンネルですが、周辺に昔の処刑場や墓地、火葬場があります。
戦争で亡くなった霊をはじめ、数々の霊が出現すると言われています。
少女の霊が現れる、幼い子供の叫び声が聞こえるなどの心霊現象が報告されています。事故で亡くなった少女の霊が、成仏できずにトンネルに留まり続けているのかもしれません。
霊の目撃情報の他、付近で殺人事件や自殺が起こっていることもあり、危険な場所と言えるでしょう。
タクシーが女性を拾い行き先を聞くと「深泥池まで」。「なぜこんな時間に深泥池?」と思いつつも、タクシードライバーは車を走らせる。深泥池につき後ろを向くと、女性は消えていた。そしてシートを見るとぐっしょりと濡れた髪の毛があった。その後、警察が周囲を捜索したが女が見つかる事はなかった……といった話が伝えられています。
タクシー会社によっては、深泥池に限り、乗車拒否が許されるといった話もあるようです。
また池のふちを歩いていると霊に足をつかまれる、近くにあった精神病院の患者が入水自殺をしているなどの報告も寄せられています。
京都府亀岡市にある有名な廃墟。2階の窓から女性の霊が見つめている、誰もいないのに壁を叩く音が聞こえるなどの心霊現象が報告されています。
過去に殺人事件があり、女性が殺されたという噂もありますが、真偽のほどは不明。ただし内部にはいたる所に魔除けの札が貼られているので、ナニカがあったのは間違いないのでしょう。
京都府京都市にある廃マンション。メタボ建築という独特の造りから「メタボ広沢」と呼ばれています。
かつて女性が自殺し、深夜になると地面に体がたたきつけられたような音が響きわたるという噂が住民間に流れていました。現在では外装が一新され、こういった噂もなくなったと思われますが……今でも霊の目撃情報は絶えません。
京都府笠置町にある有名な廃旅館です。テレビなどで紹介されることも多く、「邪念が集まりすぎて危険」という霊能者のコメントが印象的。
オーナーが焼身自殺を図ったと言われていますが、あくまで噂。火事があったのは事実のようですが……。
顔が焼けただれたオーナーの霊が現れる、老婆の霊が現れる、屋上から女性の霊が見つめているなどの心霊現象が報告されています。
京都府京都市にある首塚大明神は、かつて源頼光らによって征伐された「酒呑童子」の首が埋められた場所と伝えられています。「酒呑童子」とは、当時の京都付近で暴挙の限りを尽くした日本史上最強の「鬼」のこと。
昼間でもオーブが撮れる、鳥居をくぐると呪われる、といった噂がありますが、首から上の病を治療するとも言われており、首や頭部の病を抱えた人々が訪れることも。
強力な霊威力は人にプラスもマイナスももたらすということでしょう。
またトンネル手前の壁には観音様の絵が描かれているのですが、この観音様に落書きをした者は気分が悪くなったり、原因不明の精神病にかかったりするようです。
他にもさまざまな心霊現象が報告されています。
またトンネル近くには、真上から見下ろしている明らかに不自然なミラーがありますが、このミラーを無闇に覗き込んではいけません。真夜中に覗いてしまうと自らの最期の姿が見えてしまう、もし自分の姿がミラーに写っていなかったら近い将来に命を落とすといいます。
元々は古戦場跡・処刑場跡であったとか、女性が首を吊ったことがあったなどと噂されています。
京都府道3号大津南郷宇治線(通称:宇治川ライン)は京都でも有名な事故多発地帯であり、有名な心霊スポットでもあります。
道路脇に霊が立っている、首が潰れたライダーが走っているなどの心霊現象が報告されています。
宇治川ラインは走り屋たちの聖地です。猛スピードでコーナーに突っ込んだ後、曲がりきれずにダムの湖面にダイブしてしまったバイク、対向車に衝突するバイクは数知れず。
さらに宇治川ライン唯一のT字路である宵待橋は、飛び降り自殺の名所といわれています。ここで湖に沈んだ者はそのまま下流まで流され、天ヶ瀬ダムで打ち上がるのだとか。
2001年には連続殺人死体遺棄(メルトモ連続殺人事件)の舞台にもなりました。とにかく霊力が強い場所であることは疑いようがないでしょう。
京都府の最恐心霊スポット「軍人病院」は、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)が鎮座する八幡市の男山の鳩ヶ峰にあります。ビルマ僧院跡、野戦病院、血の病院、八幡の廃墟などとさまざまな呼ばれ方をした有名な心霊スポット。
男山のふもとの、山頂へ向かう男山ケーブルカーの脇に、草ヤブへ続く階段がひっそりとのびています。軍人病院はこの先にあったのですが、今ではもう取り壊されたともいわれています。
というのも階段の先が柵の扉で通行止めになっており、「立入禁止」の看板があるように探訪はかないません。監視カメラもあり、むやみに入っては不法侵入で捕まりかねないのでやめましょう。
現存しているのか本当に取り壊されたのか、今となっては関係者にしかわかりません。
では、かつてこの先にあった軍人病院とは、どんな心霊スポットだったのでしょうか。
かつては階段に柵もなく、とにかく雑草やら草ヤブやらに覆われていたといいます。そのため誰もこの階段を登る者はいませんでした。
しかしいつの時代も廃墟マニアや心霊スポットマニアは怪しい匂いを嗅ぎつけるのでしょう。草ヤブをかきわけ上へ登ると、コンクリートでできた2棟の廃墟を発見しました。
医療道具やカルテが散乱しているという噂や、近くに「天業恢弘八紘一宇」の石碑(第二次世界大戦時のスローガンの1つ)や墓地があったことから、いつのまにか「軍人病院」と呼ばれるようになり、心霊スポットとして知名度を集めます。
しかしこの廃墟、実は病院とはまったく関係のない建物。日本釈尊正法会という宗教法人の寺院……が作られる予定だったモノの跡地です。
1957年、ビルマ仏教を布教するための「ビルマ仏教布教センター」として、1957年に建設が開始されました。信者会館やお堂などのほか、高さ30メートルの僧院も作られる予定だったため、「ビルマ僧院」とも呼ばれます。
しかし資金難と、石清水八幡宮側や男山の土地所有者との話し合いがまとまらず、計画は断念。施設跡だけが残ることになりました。
近くにある「天業恢弘八紘一宇」の石碑もビルマ僧院とは無関係のもので、当然カルテや医療器具があるはずもありません。
ただし2010年の事件(後述)時に、八幡市在住の82歳の男性から「戦時中、結核の隔離病棟があったと記憶している」と証言があったように、男山のあたりに戦時中病院が建っていたという噂はあったようです。
出典:スポーツ報知大阪版
この噂や第二次世界大戦時の石碑、そして廃墟の外観が病院に似ていたことから「軍人病院」と呼ばれるようになったのでしょう。軍人病院だと認識して廃墟に訪れた者は、宗教施設の道具や紙資料を、医療器具やカルテと見間違えたと思われます。
では軍人病院はただの宗教施設跡で、病死者の霊もいない。ならば心霊スポットではないのか……というと、そういうわけでもありません。
もともとこの辺りでは、不審死や事故死が多いと有名でした。
たとえばこれも男山のふもとにある旅館跡なのですが、首つり自殺者が出た、一家心中があったなど奇怪な噂が多く、こちらも廃墟と化しています。「八幡市の廃墟」、「京阪沿線の廃屋」、「一家心中の廃屋」などと呼ばれています。
首つりといえば、今年2020年のお正月にも男山で首つり自殺があり、「石清水八幡宮で自殺者がでた」と騒がれました。
また八幡市京都本線の踏切では死亡事故が昔から多発しており、地元民のあいだでは「また起こってしまったか」と認識されているほどでした。踏切の前にカーブがあり見えにくいため……と考えられていますが、もしかしたら、軍人病院(ビルマ僧院跡)と関係があるのかもしれません。
そう思わせるのが、2010年8月24日に起こった16歳の少年の死亡事故です。
大阪府在住のYさんは、男女5人で心霊スポット(軍人病院)を探索していましたが、いよいよ見つけることができませんでした。あきらめてもう帰ろうとしたとき、Yさんが突然「もう一度探しに行ってくる」と言いだし、1人で夜の闇へ消えました。
友達の少女は当時のYさんの様子を、「まるで何かに呼ばれているようだった」と話しています。その後、Yさんは友達のもとへ戻ることなく交通事故に遭い、命を落としました。
奇妙だったのは、Yさんが踏切から線路に入り、そこで事故に遭ったという点です。単なる踏切事故ではないのです。
この怪しい事故は、「軍人病院の祟り」と騒がれ、当時関西では大きく取り上げられました。
そのため軍人病院が再び心霊スポットとして脚光を浴び、マニアがつめよることとなり、近隣住民への迷惑防止のためにも柵が設置され、今や立ち入り禁止となったのです。
事故と軍人病院の因果関係はわかりませんが、軍人病院を探して事故にあったのは事実です。
心霊スポットへの行き帰りに事故に遭った、事件に巻き込まれたという話はよく聞きます。霊とか怨念とかいう以前に、心霊スポットへ行くことはやめておいた方が良いのかも知れません。
※最後に
冒頭でも注意喚起しておりますが、心霊スポットの中には私有地や立ち入り禁止の場所も存在していますので、万が一これらの場所へ行ってみる場合には事前に許可を取るなどしっかりと法的な手順を遵守して下さい。