オーパーツが示唆する時代錯誤

古代核戦争説を考える上で、外せない要素の1つに「オーパーツ」の存在があります。オーパーツの中には、単純に存在が謎である物から古代の技術の残りであることを示すようなものまで色々な種類があるわけです。

中にはヘッジスのクリスタルスカルのように、捏造説が濃厚になった物も存在しますが、中には今でも謎に包まれたものも数多く残っています。しかし、単純に「謎である」だけでは古代の超文明を今に伝えるものではないですが、遺跡などに残った壁画や一部の出土品には古代の文明力を示唆するような物もあります。

今回は、特に古代の文明の技術力を示唆しているような謎のオーパーツと、その背景について紹介していこうと思います。

古代の宇宙飛行士の像

メキシコのパレンケ遺跡という場所から出土した石棺にはロケットに乗る古代の人類の姿をが描かれているという説があります。ただし、個人的にはこの有名なオーパーツに関しては否定派です。石棺を横長く見ると何かにまたがっているように見えるレリーフが刻まれていますが、縦長く(いわゆる棺として正面から見た場合)には、生贄の祭壇に横たわった人の姿に見えるのです。

この他にも、多数の宇宙服などを連想させる土偶や像などは発見されていますが、

特にいわゆる宇宙技術を表していると思われるのは

「日本の三内丸山遺跡から出土した遮光土偶」と「エクアドルのハマ遺跡から出土した宇宙服像」です。

遮光土偶は教科書などでも見たことがある人は多いと思いますが、一説ではふくよかな女性を象ったものだと言われています。しかし、あまりにも特徴的な目の部分は、通常の人間の目を表すには違和感があり、腕や脚のバランスも人間らしさを残していません。日本の縄文時代の土器である遮光土偶は縄文文化を綺麗に引き継いでいないというのが、遮光土偶を人間ではないと言う人の意見です。

実際によくよく画像などを観察してみると、遮光土偶の姿は異様そのものだと言えます。文明の高さや当時の技術力表したような、もしくは縄文人が”別の人間”を象ったようなイメージが強いのです。

また、ハマ遺跡から出土した土偶は見た目がそのまま宇宙服にそっくりです。当時の服装や装飾品などが不明なので、裏付けるものは少ないですが、衣装というよりは現代のスーツや服に似た姿を残しています。少なくとも、この2つの土偶からは、当時の一般的な服装や格好を思わせるような印象は受けません。むしろ近代的なデザインやフォルムだと感じられることが多いのです。

古代人による銃の痕跡!?

近代的な技術を連想させるオーパーツは宇宙服らしいものをまとった土偶にはとどまりません。

1950年代にドイツのエッシェルドルフで発見された、約3000年前の木の幹の中から発見された物の中に銃弾のようなものが発見されています。黄金で纏われていたこの銃弾だと思われるオーバーツは、最初に発見された時には発掘後のバラバラにされてしまっていたものの、その後の復元によって銃弾のような姿を浮かび上がらせました。銃弾としては旧式のような大きさであり、金の装飾が施されていたことで、他の祭祀に使われていた物であるという説もあります。

しかし、この銃弾そのものをさらに凌駕するのが、アフリカのブロッタンヒルで発見されたネアンデルタール人の頭蓋骨です。

このネアンデルタール人の頭蓋骨には左のこめかみ辺りに銃痕に似た穴が確認されており、物議をかもしています。ネアンデルタール人の時代といえば、およそ15万年前~3万年前とされており、いわゆる有史以前ですが、頭蓋骨の化石などを研究する上では、類人猿の年代を確認するためによく炭素年代測定が用いられます。この発見された頭蓋骨がネアンデルタール人の頃の物であるという判断がされたということは、旧石器時代に頭蓋骨に穴を開けるほどの衝撃が発生させられたということです。

例えば、事故や当時の諍いなどで出来た傷跡だという説もありますが、それであれば貫通した穴の周囲にも何かしら影響があってもおかしくはないでしょうか?このネアンデルタール人の頭蓋骨の穴は、まさに「風穴」といった様子で、ピンポイントで撃ち抜かれたような形状をしています。

紀元前の天体観測機

1900年頃、ギリシャのアンティキティラ島付近で発見された古代の難破船には数多くの古代遺物が残っていましたが、その中に石で出来た箱のようなものが混じっていました。発見から数年後、当時の考古学者であるスピルドン・ステイスという人物が、この遺物に「歯車」のようなものがあることに気が付いたと言われています。

それから数十年が経過した1950年代、ケンブリッジ大学のデレク・ブライズ教授がこの遺物を分解し精密な調査を行なっています。その後、1974年に「ギリシャの歯車」という名前で本が発表されることになり、以降世界的に知られることになったこのオーバーツはさらに研究が進められることになります。

水中で既に歯車などが腐食していたことから、それらの復元に加えて、筐体そのものをX線などで解析したところ、制作された年代は紀元前80年頃であり、その内部は実に70以上で構成された大小の歯車で出来た精巧な機械であるということが分かったそうです。

そして、この機械は残された古代ギリシャ語を解読した結果、古代の「天体観測機」であることが分かったのです。古代ギリシャと言えば、天文学などに長けていたという説はありますが、このオーバーツの驚異的なところは、日付を入力すると、その日の星の位置が分かるという仕組みであるということです。

紀元前に作られた機械に、日付から天体の動きを表示させる機能がある、、、この側面だけでは古代天文学の叡智はすごかった、だけで終わってしまう話ですが、問題は「なぜこういった機械のような存在が作られたか?」ということにあります。ようするに何故これが古代に必要だったのか?ということの方が重要だという話です。

オーパーツの不思議さは存在よりも必要性にある

この他にも数万年前の地層から発見されたデータディスクなど、古代には似つかわしくないオーパーツは数多くありますが、問題はそれらの存在がどうして必要だったのか?ということです。

もっと分かりやすく言えば「古代において必要なかったであろう技術力やその遺物が必要だった理由と背景事情」というのが、古代の超文明説を考える上では重要なポイントだと考えます。

これらを踏まえた上で、さらに具体的な兵器そのものの記述がある古代の叙事詩を掘り下げてみようと思います。