今回は埼玉県の心霊スポット、通称「青い家」について紹介します。
青い壁がある廃墟だったので「青い家」と呼ばれていたのですが、2011年ごろに取り壊されてしまったので、今はもう跡地しかありません。
青い家は墓地を潰して建てられた家で、怪現象が続発するいわゆる事故物件でした。
しかし取り壊された今でも、怪しい噂が聞かれるとか……。
今回は埼玉県の心霊スポット、青い家で本当にあった怖い話と、現在の状況を紹介します。
【埼玉県の心霊スポット】青い家とは?場所や経緯を紹介
埼玉県の心霊スポット、通称「青い家」は埼玉県の市中にあります。2011年頃に取り壊されてしまったので、現在は何もありません。
また名前の由来となった青い壁は後代に作られたもので、初期には青い壁はなく、反対にツタが多く生えていたため、「蔦の家」と呼ばれていたようです。
もともとこの場所には墓地がありました。青い家は、墓地を潰して建てられた家なのです。
実際に家の区画の裏には、今でもわずかに墓地が残されています。
古いものでは明治時代のお墓があるということで、かなり歴史がある墓地かと思われます。
墓地の上に建てられた青い家では、当然とでもいいますか、心霊現象・怪奇現象が多発し、入居と転居を繰り返し、ついにはお化け屋敷と有名になって廃墟同然の状態になってしまいました。
【埼玉県の心霊スポット】青い家で起きた怖い話
埼玉県の心霊スポット、青い家の怖い話としては、最初の入居者のエピソードが有名です。
ある夫婦が、墓地の上に建てられたことも知らず、青い家に引っ越してきました。
しかし妊娠していた妻が、2階から人の声が聞こえるという心霊現象に悩まされます。
周りに相談しても、妊娠で神経質になっているだけだろうと聞き入れてもらえず、ノイローゼになり、ついに子供を産むことなく家で首をつってしまったといいます。
その事件以降も、青い家に住んだ人は皆、心霊現象を体験したため引っ越していきました。
タクシーに乗った妊婦の霊がこの場所を行き先に告げる、子ども用の絵本や妊婦用の雑誌が家の下に落ちているなどの話も、地元では有名でした。
【埼玉県の心霊スポット】青い家の現在の状況は?
埼玉県の心霊スポット、青い家はその後お化け屋敷として有名になり、ついに2010年ごろに取り壊されてしまいました。
しかし、ただの空き地となった今でも怪しい噂は語られています。
地元の人の話によれば、青い家を管理していた大家さんの家がヤバい、とのこと。
大家さんの家を取り壊そうとすると、関係者が事故にあったり死亡したりするため取り壊しができないという噂があるのです。
今この土地に渦巻いているのは、潰された墓地の死者の魂か、それとも無念の妊婦の魂か……。
皆さまも引っ越しの際には、くれぐれも気をつけてください。
似たような話で、神社や墓地の上に建てられた家に住んだためにとんでもない目にあったという人もいます。コチラの記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
「住んではいけない家」に住んでしまった恐怖を描いた作品としては、小野不由美氏の小説『残穢』が有名ですね。近年映画化もされました。
「幽霊が出てこないのに超怖い!」と絶賛された傑作ホラーですのでオススメです。
今回は埼玉県の心霊スポット、通称「青い家」について紹介しました。
埼玉県には他にも有名な心霊スポットがいくつもあります。
人面犬の噂がある「畑トンネル」や、天然記念物「薬師堂のマキ」、人気ホラーゲームSIRENのモデルにもなった「岳集落」、「新三郷トンネル」などなど、どれもオカルトオンラインで詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
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