死後の世界はどうなっている?各宗教ごとの思想を紹介します!

動物に生まれてきてしまったら避けては通れないもの。

それは「死」です。

誰しも、一度や二度人間を含む動物は死んだらどこへ行くのかなんて考えたことがあると思います。

死後の世界に関しては、その人の考え方や宗教があるため意見はたくさんあります。

ここでは色々な宗教などの思想家の考えを元に死後の世界を解説していきたいと思います。

※特定の宗教を勧める目的で作成したものではありません。

キリスト教の死後の考え方

キリスト教では、死は命の終わりではなく、天の神から地上での罪が許され、永遠の安息を与えられたということになっています。

最後の審判を受け、復活の日まで天国で過ごすことが許されます。

最後の審判の日には、死者はみな復活し神の裁きを受けます。

そして神の国へ迎えられるのか、又は地獄に送られ永遠の苦しいみを味わうのかが決まるそうです。

実際に聖書でイエスキリストが「私はよみがえりです。私を信じるものは死んでも生きるのです。また、生きていて、私を信じる者は皆、永遠に死ぬことがありません」という記述があるのです。

カトリックでは、「死」は人間の罪の根源がもたらす刑罰という考えがあります。

新約聖書には来世に関する記述はありませんが、天国、地獄、煉獄(れんごく)という区分が作られてきました。

死後は、天国、地獄、辺獄、幼児の辺獄、煉獄の5つの場所に行くとされています。

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ユダヤ教の死後の考え方

ユダヤ教で死ねば土に戻ると考えられています

わかりやすく言うと、死ねばすべては終わる。という徹底した考え方です。

ユダヤ教の考え方は他の宗教とは違い、神の裁きを受けるといったものではなく、大変現実的なものですね。

この考え方は、死後の世界はないという考え方をしているのと同じような感じですね。

しかし、現代のユダヤ教は他の宗教(ゾロアスター教・キリスト教)からの影響を受け、一部宗派では、死後の世界を考える宗派もあるらしいですが、それはほんの一部だけだそうです。

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イスラム教の死後の考え方

イスラム教では死んだ人は善人か悪人だろうが関係なく一度冥界「バルザフ」にとどまります。

ここで、アラーによる最後の審判を待つのです。

この場所では2人の天使がやってきた軽い取り調べのようなものが行われるそうです。

そして来るべき最後の審判の日がやってきます。

天使がラッパを吹きならすと、宗教関係なくこの世に生きるものは全員気絶してしまいます。

もう一度ラッパを吹きならすと全員が目を覚ますのです。

この時何が起こっているのかというと、これまで冥界「バルザフ」で待機していた魂が生前の姿でよみがえるのです。

そして、皆の前に唯一の神アラーが降臨するのです。

アラーと共にやってきた天使と取り調べを受けることになります。

天使が持っている帳簿に生きている時に行ってきたことがすべて書き写されて行きます。

この時嘘はつけず、自然と正直に報告してしまうそうです。

アラーは大変慈悲深い方なので、なるべく多くの人を天国に送ってあげようとするそうです

そのため、よほどの大悪をしなければ地獄に落ちないといわれています。

天国に行けた場合は「ジャンナ」と呼ばれる「永遠の楽園」に住むことができるのです。

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仏教の死後の考え方

仏教での「死後」で多く語られているのが三途の川です。

死後人は三途の川に送られ、目の前に広がる三途の川を渡ることになります。

渡るには六文銭という運賃が必要になります。六文銭を入手するには、子孫に棺桶の中に入れてもらう必要があります。

無事、三途の川を渡り切ると、脱衣婆と呼ばれる大きな老女によって、服をはぎ取られます。

服を着て生まれる赤ちゃんはいませんよね。

そのため、死後の世界で服を着ているというのはおかしいことなのです。

そして、閻魔大王の登場です。

地獄を収める王様は10人ほどいます。その王様の前に死んだ人間はいかなければいけません。

10人王様がいると言いましたが、実際に仕事をしているのは閻魔大王だけなんだとか。

閻魔大王は死人が前に立つと、閻魔帳を広げ、生前の行いを吟味し、公平に裁きを下します。

罪に問われたものは地獄へ落ち罪のなかったものは極楽という場所に迎えるのです。

主に仏教では閻魔大王の裁きによって死後の世界が変わるとされています。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

これが各宗教ごとの死後の世界の考え方です。

色々な考え方があって面白いなと感じた方もいるかもしれませんね。

今回は宗教ごとに紹介しましたが、特定の宗教を勧める目的でこの記事を書いたわけではないので注意してくださいね!

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