キラキラと光るダイヤモンド・・・とても綺麗でたくさんの人を虜にしています。
結婚や婚約、そして、記念日などに大切な人に送る宝石の代表はやっぱりダイヤモンドですよね。名実ともに宝石の王様と言える存在です。
大切な場面で送られることもあって、ダイヤモンド=幸せというイメージが強い方も多いと思います。ですが・・・所有者を不幸にするという呪いのダイヤモンドがこの世に存在しているのをご存じでしょうか。
ダイヤモンドは無色透明ばかりではない
呪いのダイヤモンドの話しをする前に、ダイヤモンドも色についての少し解説しておきます。
一般的なダイヤモンドは無色透明のものが多いのですが、実はダイヤモンドもカラーバリエーション豊富です。有名どころだと、イエローダイヤモンドもピンクダイヤ、ブラックダイヤがあります。
そして、レアものだと、ブルーやグリーン、レッドやパープルのダイヤモンドもあります。
人工的に加工をして色を出す処理もできますが、天然で色がついたカラーダイヤモンドも無色透明のダイヤモンドより希少価値が高いものも珍しくありません。
呪いのダイヤモンドと言われているホープダイヤも、カラーダイヤモンドです。美しいブルーのダイヤモンドでした。
所有者を不幸にする・・・ホープダイヤモンド
ホープダイヤモンドは、濃いブルーのダイヤモンド。今も、スミソニアン博物館に所蔵されています。
紫外線を当てると発光するという性質を持っているスーパーレアなダイヤモンドなのですが、どうして紫外線で発光するのかは解明されていません。
ホープダイヤモンドはもともと農夫が持っていたと言われています。ですが、戦争の時に発見されてしまう・・・ホープダイヤモンドを奪うために農夫は腕を切断されたそう・・・。
その後、ホープダイヤモンドは献上品として国王に届けられるのですが、ホープダイヤモンドを奪った軍の隊長が謎の自殺を遂げます。時が経って、ホープダイヤモンドを盗んだ泥棒がいたのですが、彼は野犬に食い殺されてしまいます。
次にホープダイヤモンドを所有したルイ14世はホープダイヤモンドをリカットして、ハート型に加工しました。が、天然痘にかかってし命を落とします。
その後、ホープダイヤモンドは行方不明になるのですが、再度発見されてリカットされ今の形になります。所有した銀行家は絶頂期にホープダイヤモンドを手に入れたもののその後没落して破産。死亡。
次にホープダイヤモンドを手に入れたエドワード・マクリーンは息子を10歳でなくし離婚。夫は精神を病んでしまいます。次の持ち主の娘はも眠薬を多用して命を落とし、所有者も肺炎でこの世を去りました。
所有者を不幸にする・・・というか命を落とすことが多いホープダイヤモンド・・・。しばらく買い手がつかなったのですが、1949年に宝石商のハリー・ウィストンが購入したそうです。
ホープダイヤモンドの呪いは本物?
ホープダイヤモンドの呪いが本物なのか・・・田締めるすべはありません。ですが、所有者が不幸の見舞われたという実績は十分ぎるほどあると言って良いでしょう。
ダイヤモンドに何かあるのか、それとも、美しすぎるものを欲する人の欲望が人を不幸にしているのか・・・どちらのなかはわかりません。
まとめ
美しいブルーの巨大ダイヤモンド、ホープダイヤモンドは所有者を不幸にするという呪いのダイヤモンドと言われています。
所有者を襲った不幸は、ダイヤモンドがもつ何かなのか、それとも、美しい宝石に対する人の欲がそうさせるものかもしれません。
ホープダイヤモンドの逸話に関しては、脚色されているとも言われていますが、やはり何かあったと見る人も多いようです。今も現存しているホープダイヤモンド・・・。機会があったら見てみるのも良いかもしれません。
参考資料:持ち主はみんな不幸に!?呪われたホープダイヤモンド