懐かしい!昭和から平成に流行した都市伝説や怪談

時代は平成から令和になってはや3年。

昭和や平成初期のことを懐かしく思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。

オカルトや都市伝説は、今も昔も人の心をとりこにする話題ですが、今回はちょっと前に一世を風靡した都市伝説をご紹介したいと思います。

今、30代以上のかたはきっと懐かしく思われるでしょうし、若い世代の方にとっては新鮮さもあるかもしれません。

ノストラダムスの大予言

ノストラダムスの大予言…「あーあったね」と思われる方も多いはず。
ノストラダムスとは、預言者の名前でこのノストラダムスはとんでもない預言をしていたんです。

それが、1999年7の月に恐怖の大王が降りてきて地球が滅亡する…

というものでした。

このノストラダムスは、実在した人物で、空想上の人ではありません。

ノストラダムスは、ルネサンス期フランスの医師で、占星術師でもあった人。お医者さんだったということですから、きっと聡明な方だったのでしょう。そして、占星術師でもあったのですから、スピリチュアルな世界にも精通していたのですね。

本名は「ミシェル・ド・ノートルダム」というそう。

今となっては1999年7の月の予言は「当たってない」ことが解りますが、当時の子供の中には割と本気で怖がっていた子もいましたし。ノストラダムスの大予言は当たる!なんていう怪しげな大人もいたほど…。

恐怖の大王は隕石だ!とかいや宇宙人だろ!なんてことまで、まことしやかに囁かれたものです。

ですが、1999年7の月はいつもどおりの暑い夏が過ぎ、平穏に過ぎ去りました。

ノストラダムスの大予言は、当たらなかったわけです。

1999年7の月がすぎるとノストラダムスの大予言について話す人もどんどん少なくなり、今では懐かしの都市伝説といったポジションといえます。

トイレの花子さん

トイレの花子さんは、学校のトイレに「花子さん」が出る!

というものでした。

恐らく全国、いろいろなところにトイレの花子さんにまつわる怪談があったことでしょう。

筆者が小学生だったころ、心霊やオカルトは大ブーム!という時代でした。
テレビではゴールデンタイムに心霊写真の特集がくまれていたほど…。学校に幽霊が!というタイトルの心霊写真を集めた本もありました。

そんな時代に、子供達の間で流行ったトイレの花子さん…筆者の学校では

トイレから「かみをちょうだい~~」という声が聞こえる・・・それに、返事をしたりトイレットペーパーをあげたりすると紙ではなく髪を引っ張られてトイレに引っ張り込まれる…というものでした。

それも、トイレの一番奥の個室がトイレの花子さんがいるトイレだという設定。

もちろんこれは一例で、他の学校や地域には別の設定の花子さんがいたことでしょう。

トイレの花子さんが怖くて、ひとりでトイレに行けない…というクラスメイトもいたほど、トイレの花子さんは恐れられていました。

このトイレの花子さんと同じく、こっくりさんも小学校で大ブームとなりました。

こっくりさんは降霊術だった!

炭酸飲料で歯が溶ける?謎の都市伝説

みんな大好き炭酸飲料!

ですが、昭和後期や平成初期に生まれた方は子供の頃、親などの周りの大人から「炭酸飲料を飲んだら歯が溶ける」と言われたことありませんか?

炭酸飲料で歯が溶ける・・・事実だとしたら恐ろしい気もしますが、実はこれ、溶けるのは本当らしいのです。

酸性の飲み物に長時間、歯や骨をつけていると溶けます。これは、歯や骨を作っているカルシウムやマグネシウムの性質によるもの。

「そ、そんな恐ろしい」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これはあくまでも長時間つけた場合・・・。ゴクゴクと炭酸飲料を飲んで楽しむことで、歯や骨が溶けることはありません。

つまり、歯が溶けるというのは本当ですが、それは長時間つけていた場合。「飲んだら歯が溶ける」は間違いということになります。

クリスマスや年末に、炭酸飲料を片手にパーティーする分は何の問題もありませんので安心してください。

参考資料:都市伝説?真実?子ども達をビビらせる「コーラで骨が溶ける」の噂に迫る/毎日雑学

ノストラダムス フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』