皆さんは「バズビーズチェア」という椅子をご存じですか?
この世界には多くの呪いのアイテムが存在しますが、この「バズビーズチェア」もその一つです。
なんと、この椅子に座って呪われて死んでしまったという人は約60人以上確認されています。
今回は、なぜこの呪いの椅子が生まれたのか?などのバズビーズチェアの謎に迫っていくような記事を書いていきたいと思います。
バズビーズチェアとは?
オーク材でできた木製の椅子です。
この椅子には数々の亡霊が憑りついているといわれています。
別名:「ザ・バズビー・ストゥープ・チェア」 「デッドマンズ・チェア」とも呼ばれています。
現在はサースク博物館の「The Cottage Kitchen(コテージのキッチン)に展示されています。
実はこの椅子は日本のメディアにも多く取り上げられています。
・日本で有名なオカルト雑誌「ムー」
・フジテレビ系列「奇跡体験!アンビリバボー」
・日本テレビ系列「世界の果てまでイッテQ」
馴染みのある番組で放送されていたため、見たことある人がいるのではないでしょうか?
※参考:Wikipedia
バズビーズチェアが生まれた経緯
バズビーズチェアを所有していたバズビーは貨幣贋造者で酒飲みで一日中怠けているような男だったといわれています。
そんなバズビーでしたが、村のお金持ちの娘「エリザベス・オーティ」と結婚が決まったのです。
しかし、彼女の父親はバズビーと結婚することを猛反対していましたが、
父親ダニエルからオーク材の木製の肘掛椅子を譲り受けるのです。(一説では単にバズビーが気に入っていただけといわれている)
バズビーはこの椅子を大変気に入り、よくその椅子に座るようになっていきました。
しかし、この椅子に座るようになってから性格や素行の悪さが悪化していきました。
乱暴になっていき、椅子に座ったとたんには権力者のように周囲に暴言ばかりを履いていたのです。
まさに人をダメにする椅子!
父親ダニエルの殺害
バズビーはついに彼女の父親ダニエルを殺害してしまうのです。
この殺害理由には二通りほどあるので紹介したいと思います。
バズビーがお気に入りの椅子にダニエルが座っていることが許せずに部屋中を追いかけまわし絞め殺した。
村の富豪のダニエルの遺産を狙ってハンマーで殴り殺したという噂。
逮捕されたバズビー
ほどなくして逮捕され、バズビーは絞首刑が宣告されます。
そして、絞首刑が執行されるまえに、彼は周囲に叫び散らしました。
「この椅子は俺のものだ!誰も座るなよ!」
「座ってみろ!必ず呪い殺してやるから覚悟しておけ!」
バズビースチェアのその後
絞首刑はエリザベスと暮らしていて宿の近くで執行されました。
その宿は、「バズビー・ストゥープ・イン」というパブになりました。
エリザベスはバズビーの家財などはすべて処分し、パブに肘掛の椅子(バズビーズチェア)を置いたのです。
酔った客がふざけて・・・
バズビーは死刑となったため、あそこのパブには死刑因の椅子(バズビーズチェア)があると有名になりました。
そして、パブに置かれている椅子に酔った客が度胸試しのように座りました。
すると、バズビーがかけた呪いが実現するかのようにその椅子に座った客が死んでいったのです。
死因は病気や事故などが原因で、座ってから短期間のうちに死亡していたのです。
その後噂は広まってしまい、パブには多くの客が訪れバズビーズチェアにふざけ半分で座る人が殺到しました。
なんと1972年までに60人以上が呪いにかかって死んでいるといわれているのです。
そして2012年そのパブは閉店しました。
閉店になった理由は明らかになっていません。
博物館に展示
バズビーズチェアはパブのオーナーによって、サークス博物館に寄贈されました。
現在でも展示されているので実際に目にすることができます。
しかし、呪われているという噂が絶えないため、誰も座れないように宙づりになっているのです・・・
まとめ
いかがだったでしょうか?
椅子が呪いなんて嘘みたいな話ですよね!
もし、半信半疑でもこの椅子には座らないほうが賢明ですね。
イギリスに関係する都市伝説は当サイトでも多く掲載しております!