人間が何かを喜んだり祝福したりするときに行う行為を「拍手」といいますね。
手のひらと手のひらを打ち付ける行為を拍手といいますが、他にも恐ろしい拍手があるのです。
それが「裏拍手」です。
裏拍手は、手の甲を打ち合わせる形のことを言います。
この裏拍手には人を呪うという意味が込められています。
この裏拍手にまつわる恐ろしい話などがいくつかあるのでご紹介してきたいと思います。
呪われた拍手「裏拍手」
普通は手のひらを打ち合わせ、人の幸せなどを祝福するときに使用します。
一方裏拍手は自分にとって不利益な存在、または恨む存在の人物に向かって行う行為です。
[char no=”7″ char=”中の人”]この裏拍手を相手にすることによって呪われたり最悪の場合死んでしまうという言い伝えが残っているのです。
[/char]別名「死者の手招き」とも呼ばれる裏拍手の起源
裏拍手は死者が手招きしているといわれているのです。
遠い昔から、死後の世界に関係することは「すべてが反対」といわれていて、現世で生きる人間が行うことをすべて反対で行うといわれているのです。
わかりやすい例で挙げると、お葬式の際にご遺体に死装束を着せるともいますが、左側が前になるようにきせます。
現世で生きている私たちは、成人式などおめでたいことがあるときは着物などを右側を前にして着るのが一般的なのです。
このように、死者の世界では行われることが逆の場合が多いのです。
あまり縁起の良い行為ではないので、日常生活で行ったりすることはやめておきましょう。
裏拍手にまつわる有名な怖い話
Mステに移りこんでしまった裏拍手
毎週金曜日の夜20時から放送される人気音楽番組Mステ(ミュージックステーション)。
大塚愛が出演した際に裏拍手が映し出されてしまい放送事故になったという話が存在します。
大塚愛の代表的な歌は「プラネタリウム」ですが、Mステでこの「プラネタリウム」を熱唱している時に裏拍手が写ってしまったのです。
2005年に放送されたMステですが「プラネタリウム」のクライマックスの場面で感覚が手拍子をしているところに、一人だけ裏拍手をしている人物が写りこんだというものです。
広く伝えられている話では、大塚愛の元彼はバイク事故で亡くなっているそうです。
大塚愛は後日子の話を聞いて、元彼が来てくれたと感激をしていたそうです。
しかし、霊能者からの裏拍手の本当の意味を知らされた時は、すぐにお寺に行きお祓いを受けたとのことです。
この曲は夏の終わりの失恋した相手に再開したいというような歌詞になっていることから、元彼を元に作成されたのではないかと囁かれています。
深夜のドライブにて
ある日の夜。
カップルが車で心霊スポットへ向かっていました。
しかし、そんな道中に二人は口論になってしまい、彼氏は彼女を心霊スポットに置き去りにしてしまいます。
さすがに、真夜中に女性一人にするのはまずいと思い、彼氏は再び彼女を迎えに行きました。
彼女とは無事仲直りができ二人で変えることになりました。
帰り道、二人で手を振ってくる子供を発見しました。
時刻は深夜、こんな時間に何だろうと不思議に思う二人。
どう考えておかしいと思いつつ、子供二人をよく見てみると、手の甲をこちらへ向けて手を振っていました。
彼女「子供が困っているから助けてあげたほうがいいんじゃないの?」
彼氏「よく見ると手の振り方がおかしい。手の甲を振っているでしょ?普通とは逆に行動するのは、この世のものじゃないって意味らしい。だからあの子供は死んでいるってことだよ。」
彼女「へ~、よく知ってるね。すごーい」
と手の甲を反対にたたきながらそう話したといいます。
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いかがだったでしょうか?
最後に話した怖い話はどうでしたか?
心霊スポットへ行く機会も少なくはないと思います。
手の甲で何かをしている人には注意が必要ですよ・・・