コンクリート詰め殺人事件「名古屋ホストクラブ経営者拉致殺害事件」

今回紹介する事件は「名古屋ホストクラブ経営者拉致殺害事件」です。

この事件は200191日に風俗店経営者の男性が銃撃を受け、誘拐された事件です。

犯行を目撃した女性も銃撃を受けてしまい負傷、連れ去られた男性は殺害されコンクリートに詰められ遺体として発見されたのです。

この記事では犯人グループの犯行理由や拉致の瞬間が撮影された映像などを紹介します。

結構トラウマレベルや精神的に来るような映像もあるので、苦手な方は注意しながら読み進めていってください。

2001年に発生した「名古屋ホストクラブ経営者拉致殺害事件」

この事件は91日の午後11時ごろに名古屋市中区富士見町の路上で発生しました。

作業着とヘルメットを装着し工事作業員に扮した10人前後の集団が、帰宅途中の風俗店経営者の男性(当時54歳)を銃撃しました。

現場の近くに位置するマンションに住んでいた知人の女性が犯行に気づき、大声で助けを求めるが、犯人グループはそれに気づき女性をも銃撃したのです。

銃弾は女性の首を貫通し負傷しました。

数発の銃撃を受け倒れた男性は暴行を受け車のトランクに無理やり押し込まれ、犯人グループは男性に向けて23発の銃弾を至近距離で発砲しました。

その後、犯人は自動車を2台に分け逃走を図りました。

その後

男性はすでにトランク内で死亡しており、犯人らは所持金と身に着けていた貴金属類を奪い、男性をトラム缶にいれコンクリート詰めにして滋賀県彦根市の川に沈めたのです。

その後、犯人グループのメンバーの一人が携帯電話を現場に落としたことから身元が割り出され逮捕に至りました。

犯行グループの構成は、主犯格は元山口組系暴力団員男性(当時33歳)と人材派遣業男性(当時43歳)、無職の女性(当時30歳)

実行役は人材派遣業で働いていたと思われる日系ブラジル人男性数名でした。

2017年に実行犯の日系ブラジル人男性数名のうち2人がブラジルのサンパウロ州で逮捕されました。

死因が判明

逮捕後「遺体を滋賀県内の川に沈めた」と供述しました。

捜査本部は自供に元図いて捜索を開始し、19日の午後、遺体を詰めた見られるドラム缶を発見しました。

経営者の男性の死因は「銃撃による失血死 体内から銃弾を発見

遺体解剖し体内から銃弾を1個発見しました。

遺体の損傷は激しく死後1か月以上経過しているとみられ、事件直後に死亡した可能性が高いとみられているのです。

犯行理由

以前から被害者男性と加害者男性の間には金銭トラブルがあったといわれており、路上で言い争っている姿を何度も目撃されていました。

この事件の前にも被害者男性が集団に襲われ警察沙汰になった事件もありました。

このようなことも考えると、恐らく金銭トラブルによる犯行であると考えられますね。

犯行の裏には暴力団の関係もありそうですね・・・

拉致の瞬間を撮影したビデオがある!?

この事件の事件現場は、鶴舞駅の近くの名古屋市営地下鉄の通る大通りに面していたところでした。

なんと愛知県警警察署からたった500メートルしか離れておらず、公然とした犯行だということが言えるのです。

事件に気づいた第三者が一部始終をビデオカメラで撮影しており、それが全国ニュースにて放送されたのです。

そのビデオは観る者に深いトラウマを与えました。

※閲覧注意です※

まとめ

最後の拉致瞬間の映像はかなりトラウマに感じたのではないでしょうか?

筆者は小さい時に見た覚えがありますが、かなり精神的に来た覚えがあります。

あの生々しい女性の叫び声や1発の銃声は生きているうちに聞きたくないものだと言えますね。

もう二度とこのような惨い殺人事件が発生しないことを祈るばかりです。