【人類滅亡説】:"1999年に人類は滅亡する"とされた「ノストラダムスの大予言」に続く終末論として流布されていた。正確には「2012年人類滅亡説」と呼ばれ、文字通どおり"2012年に人類が滅亡する"とされていた説である。


人類滅亡説が示した終末が近づいていた頃、その真実味を増幅させるある出来事が起こりました・・・。

事の発端は「2011年8月11日」

この日、ウクライナの首都であるキエフの街に、謎の怪音が響き渡りました。その後その様子を収めた映像がYouTubeにアップされ、瞬く間にその怪音の存在が世界中に知れ渡ると同時に、"同様の音を聞いた"という人が次々と現れました。

以下のYouTubeリンクから実際の怪音をお聴きください

世界各地で発生するこの怪音は何とも形容しがたいもので、それが聞こえてくるのは空からなのか地底からすらも分かりません。そのため、その謎は深まるばかりです。

世界中で鳴り響く「謎の音」

世界中、さまざまな場所で発生している「謎の音」ですが、2012年3月には日本でも確認されています。
また、その音には一貫性がなく、バリエーションに富んでいることが分かっています。

やがてこの怪音は"世界の終末を告げる音に違いない"とされ、Apocalyptic Sounds (アポカリプティック・サウンド)』、"黙示の音"と呼ばれるようになりました。この"黙示"という名が付いた由来は、新約聖書の「ヨハネの黙示録」にあります。

「ヨハネの黙示録」 7人の天使のラッパ

新約聖書の中において、「ヨハネの黙示録」はその最後に配された聖典です。これはいわば予言書であり、世界の未来について言及しています。その中で、以下のようなことが記されている箇所があります。

「世界が終わりを迎えるとき、7人の天使がラッパを鳴らす」

天使たちが順に鳴らすラッパ。それが1度鳴り響くごとに天変地異が起こり、7度目のラッパでは世界が最期の審判を迎えるというのです。

突如としてどこからともなく鳴り響く不気味な音、そしてさまざまな災難を呼び起こす天使たちのラッパの音、これらが結びついて"黙示の音 = アポカリプティック・サウンド"という名が誕生しました。

7人の天使たちのラッパ
第一のラッパ:地上の1/3を焼き払う
第二のラッパ:海洋の生物の1/3が死に絶える
第三のラッパ:毒草の星を落とし、地上の1/3の川が毒となる
第四のラッパ:月や太陽や星、これらそれぞれが1/3の光を失う
第五のラッパ:奈落の王「アバドン」を呼び出し、額に神の刻印のない人間を5か月間苦しめる
第六のラッパ:4人の天使が解き放たれ、地上の人間の1/3を殺す (残された人間は悪霊や偶像を拝む)
第七のラッパ:世界の終末が訪れる

上記のとおり、それぞれのラッパによってもたらされるさまざまな災い。これは地球を超え、宇宙規模で巻き起こります。これらはどこか環境汚染や疫病、群衆の洗脳といったことを暗示しているようにもみえます。いつか世界がカオスとなることを予見しているというのでしょうか。

「アポカリプティック・サウンド」の正体とは?

なんとも不可解な「謎の音」ですが、その正体は一体何なのでしょうか。これについては、科学的な視点からさまざまな説が挙げられています。

  • 大気中の放電現象(オーロラ)による電磁ノイズ
  • 地球プレートが動いたこと(地震)による摩擦音
  • 遠くの騒音(工事現場など)の反響

さらには、

  • 謎の米軍施設「HAARP」から発せられる音

といったように陰謀論めいた説まで浮かび上がっています。
こうしてさまざまな説が浮上していますが、いまのところ(2020年4月現在)その正体は分かっていません。

まさに"謎の音"である『アポカリプティック・サウンド』。世界中で鳴り響くその音は、世界の終わりを彷彿させる不気味な存在です。

テンペワゾウスキ