心霊スポットに興味がある人はたくさんいると思います。
中には遊び半分で心霊スポットに行って、大変な目にあったという事を言う人もいますよね。
心霊スポットというと、怖いと思ってもつい足を運びたくなる場所なのだと思います。
そして、千葉県といえばたくさんの観光スポットがある県なので、旅行へ行く人も多いですよね。
ですが、そんな千葉県にもたくさんの心霊スポットがあるのを知っていますか?
今回は千葉県にたくさんある心霊スポットの中でも最強と言われる「おせんころがし」について紹介したいと思います。
公開日:2019年9月6日 更新日:2020年1月10日
千葉県の心霊スポット【おせんころがし】とは?
千葉県勝浦市西側から鴨川にかけて約4キロにわたり断崖が続いています。
旧国道のこの中腹にあり、昔は交通事故のが多発しており、多くの転落事故がありました。
また、投身自殺も多く、いわくつきの場所となっています。
このようなことが実際にあったら、その場所は「何かある」と思うのが当然ですよね。
霊感がなくても、その場所には行きたくないものです。
ですが、現在千葉県のこの場所は新国道ができており、旧道は立ち入り禁止で通行は出来なくなっています。
ただ、入り口付近までは電車などで行くことが出来るので、心霊スポットとなっています。
千葉県にあるおせんころがしと呼ばれるこの心霊スポットですが、何故おせんころがしと呼ばれるようになったのか紹介します。
実は大昔、「おせん」という女性が転落したからです。
転落したことを「ころがし」と例えているのですよね。
おせんは土地の豪族の古仙家の娘だったそうです。
おせんの父はお金さえあれば何でも出来ると思い込んでいる強欲な人物であり、村人に対する日々の仕打ちは鬼のようだったのです。
そして、その娘であるおせんはその父の行いを嘆き、父を止めようと説得をしました。
ですが、父はその説得を聞き入れてはくれず、ついに命をもって改心させようと思ったそうです。
こうして、おせんは身を投げたのですが、その場所が「おせんころがし」と呼ばれるようになったそうです。
千葉県のおせんころがしにはこのような悲しい事件があったそうですね。
昔から心霊スポットという場所は誰かがその場所で悲しい亡くなり方をしている場合が多く、そういった場所は霊が出ると言われています。
きっとおせんの悲しい思いが霊となってさまよっているのでしょう。
千葉県にはこのような悲しい話が存在するのですよね。
もしかしたら、自殺や転落事故はおせんの霊が何らかのメッセージを訴えてしているのかもしれません。
千葉県の心霊スポットに興味がある人は知っておいてくださいね。
千葉県に観光に行く際はおせんころがしという心霊スポットがあるということを覚えておいてください。
千葉県心霊スポットの悲しい事件
千葉県にあるおせんころがしについて詳しく紹介したのですが、これだけ聞くと「怖いな」と思うかもしれません。
ですが、実は千葉県の心霊スポット「おせんころがし」の悲しい事件はこれだけではありません。
同じ場所で悲しい事件が千葉県の心霊スポットで起こっているのです。
おせんという女性が亡くなったのはかなり昔のことなのですよ。
昭和になってから、かなり残虐な事件が千葉県のおせんころがしで発生したのです。
では、千葉県で起こったこの事件を紹介します。
1951年10月10日母と子供3人が行商に出たまま行方不明になった夫を探すために千葉県勝浦駅に訪れたのです。
そこで、栗田源蔵という男が母子4人を誘い出し、翌日深夜長男と長女を「おせんころがし」で投げ落としたあげく、主婦に暴行をして、主婦が背負っていた次女ごと投げ落とすという痛ましい事件が発生しました。
当時はかなり衝撃的な事件だったと言われています。
読んで分かるように本当に残虐な事件ですね。
また、被害者たちは完全に転落することなく、崖の途中でひっかかって一旦は助かったといいます。
ですが、犯人の栗田はそんな被害者たちを石で殴打して殺害したのです。
長女だけは軽傷で隠れていたため、奇跡的に生き延びたのです。
千葉県にあるおせんころがしと呼ばれていた心霊スポットなのですが、この事件で一気に有名になったのではないかと言われています。
この事件は当時とても有名で誰もが知っていることだったので、とても恐怖に思ったでしょう。
確かにこのようなことがあれば心霊スポットとして有名になってもおかしくはないですよね。
実際にこの事件があった後にこの心霊スポットでは転落事故が起きたり、自殺者が多発すれば、幽霊が出ると噂されても仕方がないように思います。
現在では忘れてしまっているかもしれませんが、千葉県のおせんころがしという心霊スポットで、こんな悲しい事件があったということを忘れないようにしたいですね。
今は観光地おせんころがしとなっていおり、この心霊スポットは入り口からお仙の碑までの細い一本道は舗装されているものの、左右は山肌が広がり、木々に覆われています。
夜は人工的な明かりは一切なく漆黒の闇が広がって、いかにも「何か出る」というような雰囲気が漂っています。
実際にこの心霊スポットに来た人は、その木々の中を山の上からザザザーっと勢い良く何かが滑り落ちてくる音がしたかと思うとザザザーっとまったく同じ速度でまっすぐに帰っていく音を聞いたそうです。
このあたりは生物が生息しているとも思えないので、「幽霊がいる」と思ってしまいますよね。
それだけでなく、誰もいないこの道でカメラのフラッシュのような閃光を複数人が目撃したり、女性の歌声や鈴の音、男の低いうなり声がその場にいた人たちが聞いているそうです。
これを聞くと幽霊のしわざだと思っても仕方がないのかもしれません。
悲しい事件が二つもあれば、噂にもなりますし、心霊スポットになり、怖くて誰も通りたくはないですね。千葉県にあるこの場所は今は通行止めになっているので、安心した人も多いでしょう。
ですが、今でも千葉県では有名な場所になっており、心霊スポットとして語り継がれています。
千葉心霊スポットおせんころがしに行くには
心霊スポットと言えば、一度は行ってみたくなってしまいますよね。
今回は千葉県にある心霊スポットですが、実際に行った人もいます。
では、千葉県の有名な心霊スポットおせんころがしは実際に行ってみたらどんな場所なのかを紹介します。
今は千葉県にあるおせんころがしの場所自体は通行止めになっているため、車で通ることはできません。
ですが、近くまでは行くことができます。
車で行川アイランド跡に行き、そこからは徒歩でしかたどり着けないようですね。
心霊スポットと言われているあたりは真っ暗で静まりかえっています。
おせんころがしと呼ばれる心霊スポットには「おせん」さんを慰霊するための石碑があります。
大きな石碑で夜に行くとそのあたりは真っ暗となっており、良く見てみるとあたりは海であることが分かるレベルです。
柵があるので、落ちることはありませんが、ここを超えたら「おせんころがし」の断崖絶壁です。
今はその場所にたどり着くことができず、この場所から見ることしかできません。
そして、この石碑がある場所こそが、千葉県にあるおせんころがしの心霊スポットとなっています。
千葉県にあるおせんころがしの心霊スポットの行きかたはJR行川アイルランド駅の近くで、国道128号の「おせんころがしトンネル」の手前になる駐車場があり、そこから歩いていけます。
そこから歩道があるので、歩いていくことが可能です。
もし、千葉県にある心霊スポットに興味があるなら一度覗いてみるといいですね。
ただ、上記でも紹介しましたが、実際に殺人事件が千葉県のおんせんころがしの場所には直接はいけません。
今は通行止めになっているので、心霊スポットになっているおせんの石碑までです。
人気がない場所で、夜も真っ暗なので、怖い人は明るい時間に行くことをおすすめします。
このように、千葉県にある心霊スポット「おせんころがし」について紹介しました。
直接その場所へ行くことは出来ませんが、遠くから見てもかなり断崖だったことが分かります。
遠くからなら、おせんころがしの場所が見えるので、そこからなら見ることが出来ます。
千葉県にもたくさんの心霊スポットがありますが、おせんころがしはその中でも特に怖いと言われています。
実際に殺人事件があった場所なので、当然、何らかの事を言われてしまうでしょう。
遠くから見てみても危ない場所だなというのが分かります。
当時は柵など何もなかったので、通る人もとても怖かったでしょう。噂がなくても「危険な場所」と言われそうです。興味がある方は千葉県に行ったときに近くまで見に行ってみましょう。
心霊スポットには…
近年心霊スポット巡りをエンターテイメントの1つとして行っている方も多いですが
一般的に心霊スポットとされる場所は”何か事件があった場所”であることが多いですね。
一番恐ろしいのは、心霊スポットだと思っていなかった場所が実はいわくつきの場所であった…なんてことも…。
世の中には、絶対に行ってはいけないと言われている場所も存在するんです。
それでも行くというのであれば止めはしませんが……。
千葉県には他にも様々な心霊スポットがあります。千葉県最恐の「ホテル活魚(油井グランドホテル)」、殺人事件が起きた「達磨神社(白幡神社)」、処刑台がある「佐倉城址公園」などなど、オカルトオンラインで詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
千葉県の最恐心霊スポットランキングはコチラ→【殺人事件】千葉県の最恐心霊スポットランキング!!