【行ってはいけない】東京都のヤバい心霊スポットランキング!

オカルトオンラインではこれまで数々の心霊スポットをご紹介してきましたが、その中でも特に『怖さ、危険度、ヤバさ』などなどを考慮して編集部がランキングにしています。

今回は『東京都の激ヤバ心霊スポットランキング』として、東京都各地にある本当にヤバい心霊スポットをなんと25選お届けいたします。

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心霊スポット記事の諸注意

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東京都の激ヤバ心霊スポット:25位 姿見の井戸

井戸を覗きこんだ時に、自分の顔が水面に写れば長生きできるという言い伝えが残されています。しかし井戸を覗きこんだ時に水面が揺れたら死ぬとも語られています。

姿見の井戸の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:24位 多摩湖

大きな人口のため池ですが、池を完成させる際に朝鮮人労働者をたくさん用い、事故で多くの朝鮮人が亡くなったとされています。

他にも摩湖の湖底に沈んだある一帯が姥捨て山だった、戦時中遺体を多摩湖に沈めた、など数多くのいわれがあります。

多摩湖の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:23位 大井ふ頭海浜公園

夜釣りをしてたら黒い影を見た、花火していたら声が聞こえた等の体験談があります。

1980年代には公園内で首吊り自殺が多発していた、暴走族同士の争いで殺人事件があった、池がある場所で割腹自殺があったなどのうわさも。

大井ふ頭海浜公園の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:22位 ありがた山

無縁仏が4000基以上あると言われています。70年代を中心に怪奇ものや怪談もの、時代劇ものでよく利用された歴史があります。心霊スポット系YouTuberが生配信中にうめき声を録音してしまい話題になりました。

無縁仏に手を合わせると憑かれるとの噂もあるので注意。

ありがた山の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:21位 三原山

1933年1月と2月に実践女学校の生徒が火口へ投身自殺したことをきっかけに自殺の名所となり、1933年だけで129人もの投身自殺がありました。青木ヶ原樹海と並ぶ有名な自殺スポットとして知られています。

昔テレビの生放送中に、噴火中の三原山で歩いている人影が映ったという話も。ちなみに『リング』の貞子の母親、志津子が自殺したという設定になっている場所でもあります。

三原山の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:20位 井の頭公園

1994年4月23日に井の頭公園バラバラ殺人事件という未解決事件が起こっており、2009年4月23日午前0時に公訴時効が成立しました。発見された遺体は体全体の3分の1ほどで、被害者の頭部、胴体の大部分は現在も見つかっていません。

他には白いワンピースを着た首のない女性の霊が池の中から現れて、手招きをするという心霊現象の報告も多いです。

井の頭公園の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:19位 鈴ヶ森刑場跡

江戸時代の存在した処刑場の跡で当時合計で10万人から20万人もの罪人が火あぶり、斬首、磔からの串刺しなどで処刑されたと言われています。生首を洗った井戸も残されています。

着物姿の女性の霊、僧侶の霊、写真を撮ると無数の顔が映る、などのうわさがあります。

鈴ヶ森刑場跡の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:18位 東京競馬場第3コーナーの大欅

東京競馬場の第3コーナーに大きな樹木があるのですが、過去に何回伐採しようとしてもその度に関係者に不幸が起き中止となったという噂があります。

大欅の下には戦国時代の武将井田摂津守是政の墓があり、井田是政の祟りではないかという説があります。

東京競馬場第3コーナーの大欅の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:17位 言問橋

古い着物姿の女性の霊が、夜中に橋の上に立っているという心霊現象が報告されています。

1945年3月10日の東京大空襲の際に、逃げ惑う人達が言問橋から隅田川に身を投げたという言い伝えがあり、欄干の石垣には無数の焦げ跡が残っている、言問橋と書いてある鉄板には血のシミがあるという話も。

言問橋の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:16位 上野恩賜公園

江戸末期、1868年。薩摩と長州藩を中心とした「新政府軍 VS 彰義隊(幕府軍)」の上野戦争が勃発しました。

しかし、彰義隊は破れてしまいます。その戦場となった地には死体や残骸などが悲惨な状態でそのまま放置されてしまいました。その後、この劣悪な荒れた上野の地に病院を作ることになりました。

しかし、オランダ軍医のボードワン博士が公園を作るという案を提案しそれが採用されました。それが上野公園で、日本で初めて作られた公園といわれています。

侍の霊の他、東京大空襲で犠牲になった人の霊が夜な夜な現れるとの報告もあります。

上野恩賜公園の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:15位 石神井公園の三宝寺池

室町時代に豊島氏という武将が石神井城をこの地に築きました。しかし1477年、上杉家の家臣である太田道灌との合戦に敗れ、石神井城も落城。このとき当主であった豊島泰経は落城後、三宝寺池にて入水自殺しました。そして泰経の娘である「照姫」も、泰経の後を追って身を投げたといいます。

この照姫の悲劇が、200年以上たった現代に心霊現象を起こしているのです。

しかし中には、白いワンピースで黒髪ロングの女の霊が手招きしていたという目撃情報もあります。白いワンピースというと、室町時代の照姫の霊とは関係がないように思えますよね。もしかしたら、照姫に引きずり込まれて溺れ死んだ現代の女性なのかもしれません……。

石神井公園の三宝寺池の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:14位 八王子トンネル(八王子1トンネル)

八王子には3つのトンネルがあり、それぞれ八王子1トンネル、八王子2トンネル、八王子3トンネルと名付けられていて、すべてが心霊スポットになっています。その中でも最恐との誉れ高いのが八王子1トンネルで、ほぼ確実に心霊写真が撮れるとか。

八王子1トンネルは現在廃道となっています。「まや霊園」へ開通させるためのものでしたが、工事中に事故が発生して1名が死亡。そのため工事が中断されてしまい、現在は数10メートルしかない中途半端な状態廃トンネルとなってしまった……という経緯が地元では語られています。八王子1トンネルに現れる霊は、亡くなった工事関係者なのかもしれません。

八王子トンネル(八王子1トンネル)の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:13位 旧岩淵水門(赤水門)

荒川と隅田川を仕切る大きな水門ですが、夜になると手足や水死体が浮かぶ飛び込む女の霊が現れるといった心霊現象が多く報告されています。

旧岩淵水門(赤水門)はもともと多くの水死体が発見される場所でもありました。荒川の流れを一挙にさえぎっていますから、荒川に身を投げた水死体がここまで流れてきて引っかかる……というわけなんです。

旧岩淵水門(赤水門)の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:12位 旧吹上トンネルと旧旧吹上トンネル

吹上トンネルは都道53号青梅秩父線を走るトンネルなのですが、車が通れる「新吹上トンネル」と、徒歩通行のみ可能の「旧吹上トンネル(吹上トンネル)」、通行禁止となった「旧旧吹上トンネル(古吹上トンネル)」の3つのトンネルがあり、すべてが心霊スポットとして認定されています

3つの吹上トンネルの中でも最恐と言われているのが旧旧吹上トンネル(古吹上トンネル)で、稲川淳二の怪談で紹介されて有名になりました。

近くに廃屋があり、そこにはかつて居酒屋らしき建物があったのですが、殺人事件が発生し親子客や従業員が死亡した……という噂が有名ですが、本当にあった話なのかははっきりしません。地元民の話では1955年頃の事件らしいですが。(廃屋は今も残されていますが、トンネルは現在通行禁止になっています

旧旧吹上トンネルが通行禁止になったので、心霊スポット吹上トンネルといえば、現在はもっぱら旧吹上トンネルを指します。こちらは白い女の霊が有名。

旧吹上トンネルと旧旧吹上トンネルの詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:11位 たっちゃん池(宅部池)

東京都と埼玉県の県境にある「都立狭山公園」には、昔から有名な心霊スポットがあります。公園内にある「たっちゃん池」です。本当は「宅部池(やけべいけ)」という名前なのですが、こう呼ばれるのには悲しい由来があります。

大正時代、「たっちゃん」と呼ばれていた少年と、たっちゃんを助けようとした青年2人の計3人が溺れ死んでしまったというのです。

男の子のうめき声が聞こえるとか、自転車で池の前を通ると誰かが後ろに乗ったように急にペダルが重くなる白い手が出てきて足首を掴むとか、心霊写真が撮れるなど様々な心霊体験が語られています。

たっちゃん池(宅部池)の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:10位 西新井駅の地下道(西新井トンネル)

西新井駅にはかつて踏切があったのですが、そこで凄惨な事故があって以来、この地下道(西新井トンネル)が作られたのだとか。しかし事故で亡くなった方の無念はまだ癒えていないのか、幽霊の目撃情報や心霊現象の報告が後を絶たず、地元では「お化けトンネル」と呼ばれています。

老女の幽霊が現れる、トンネルに入った時は大勢の人がいたのに出ると誰もいなくなっていた、カーブミラーにいるはずのない人が写る、黒い影が横切るなどなど……それなりに人通りの多い生活道路のため心霊体験をする者が後を絶ちません。

西新井駅の地下道(西新井トンネル)の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:9位 上柚木公園

地元民の話では、2005年か2006年に公園内のトイレで自殺した少年がいるようで、それ以降心霊現象が多く確認されるようになったといいます。

さらに上柚木公園と愛宕小学校の間の道路では、過去に交通事故(ひき逃げ)で死者が発生しており、現在もバス停に看板が立っています。この付近でも、霊が出るといいます。

霊の出没報告はずば抜けて山吹橋付近が多いので、まずはここへ向かってみるとよいでしょう。他には、展望広場、第五駐車場、野球場周辺、池などでも霊の目撃情報があります。

上柚木公園の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:8位 六本木ヒルズ

「え!?六本木ヒルズが心霊スポットなの?!」と思った方も多いと思いますが、六本木ヒルズでは過去に様々な事件事故が起き、世間を騒がせてきました。

回転ドアに挟まれて死亡した事件をきっかけに、ゴミ集積場に遺棄された胎児の死体が発見された事件リーマンブラザーズの倒産、村上ファンド事件やコムスン事件などの経済犯罪、芸能人が関係した薬物による女性の変死事件などの事件事故が多発。

これら一連の事故・事件を単なる偶然として捉えることはできるのでしょうか?

陰陽道で鬼門(北東)裏鬼門(南西)が不吉な方角として忌み嫌われたことは有名ですが、江戸城跡地(皇居)を中心に考えると裏鬼門の位置するところに六本木ヒルズがたっているのです。

それだけではなく、4件あった寺院を壊してまで建設された場所に建てられ、その際に建設用重機で墓石を破壊したという噂までもが存在しています。そのため六本木ヒルズは「負のパワースポット」と呼ばれているのです。

六本木ヒルズの詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:7位 平将門の首塚

平将門は平安時代、天皇(朝廷)に反乱を起こし、を討ち取られました。志半ばで倒れた平将門の怨念は凄まじく、様々な祟りや怪奇現象を起こし、日本三大怨霊の1人に数えられることになります。

平将門の首塚は現在も東京都千代田に残されており、様々な祟りのエピソードが語られています。

関東大震災によって崩れてしまった平将門の首塚の跡地に、大蔵省の仮庁舎が建てられたのですが、大蔵省の役人や工事関係者が相次いで死亡。平将門の祟りと恐れられ、仮庁舎は壊されました。終戦後は、GHQが平将門の首塚の撤去工事を行うことに。しかし再び工事業者のブルドーザーが転倒、運転手が亡くなる等の不審な事故が相次ぎ、取り壊しは中止になったといいます。

ただし地元では平将門は、怨霊ではなく東京の守り神として地元住民の信仰を集めています。今でも平将門の首塚が心霊スポットとしてだけでなく、パワースポットとしても人気なのはそのためでしょう。

平将門の首塚の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:6位 プルデンシャルタワー(ホテルニュージャパン)

東京都千代田区のプルデンシャルタワーは、「ホテルニュージャパン」という高級ホテルの跡地に建てられました。

ホテルニュージャパンは日本初のオープンカフェとショッピングアーケードを備え、東洋一の格式をうたった高級ホテルですが、ここで日本の歴史に名を残すほどの大火災が起きてしまったのです。

1982年2月8日。死者33名、負傷者34名。史上最悪の「人災」と呼ばれた大火災です。

そんな大火災があったホテルニュージャパンの跡地であるためか、プルデンシャルタワーでは多くの心霊現象が目撃され、都内有数の心霊スポットとして認知されています

「助けて」という女性の叫び声を聞いた、窓からが見えた、6階の部屋から、妊娠した女性がお腹を抑えながらこちらを見ていた(実際にホテルニュージャパン火災の時に、お腹の中に胎児を身ごもったまま亡くなってしまった女性がいた、などの心霊現象が報告されています。

プルデンシャルタワー(ホテルニュージャパン)の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:5位 江古田の森公園

東京都中野区の江古田の森公園は都内最恐と言われるだけあって、さまざまな心霊現象が報告されています。

霊が現れるとか声が聞こえるとか心霊写真が撮れるとか、そんなベタなものだけではありません。昼間でも心霊現象が起こる霊感の強い人はそもそも園内に入ることすらできないなど、そのヤバさがうかがえます。

江古田の森公園にはもともと中野病院という結核患者の養生施設がありました。その病棟があった西側の森で、病院で死亡した霊が現れるとされています。

また亡くなった人の臓器を検体として使い、使った臓器を敷地内に埋めていたというのです。それでも場所が足りず、ついにはバケツに臓器を入れて廊下に積み上げていた脳や人体を使って実験を行っていたとか、戦中には旧日本軍の陸軍の病院があったなどの噂もありますが、これらはデマなので注意。

しかし火のない所に煙は立たぬと言いますように、江古田の森では心霊現象がとにかく昔から語られていました。

結核といえば、当時は不治の病。強制隔離や人体実験がなくても、多くの患者がこの病院で死亡したことは間違いないのです……。

江古田の森公園の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:4位 道了堂跡の首なし地蔵

八王子市の文化道である「絹の道」の途上にはかつて、「道了堂」というお堂がありました。

明治四十二年に入山し、毎日加持祈祷を行っていた心身深い女性でしたが、強盗に襲われて死亡しました。

しかし名もなき工女たちの死体が捨てられた忌まわしい場所であり、1963年には堂守である老婆の殺人事件、それから10年後の1973年には不倫の清算に失敗した男性が交際相手である女子大生を殺害、遺体を道了堂跡近くの鑓水板木の境内に埋めるという2度の殺人事件が発生。

さらに1983年の不審火によるボヤ騒ぎによってお堂はなくなり、今は「道了堂跡」という跡地が残るのみです。

しかしお堂がなくなった後も心霊現象の報告が後を絶たず、跡地に立っていたお地蔵さんが首なし地蔵だと話題になったり、稲川淳二氏の怪談でも舞台になったりと、有名な心霊スポットになりました。

道了堂跡の首なし地蔵の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:3位 八王子城址

八王子城址とは東京都八王子市に存在する史跡ですが、都内最恐とされる心霊スポットの1つでもあります。

八王子城は戦国武将のひとり、北条氏康の三男にあたる北条氏照によって築城されました。しかし天正18年、上杉景勝や前田利家といった武将を筆頭に、約1.5万人の部隊が八王子城を攻め、城内に残っていた僅かな兵と一部の家臣、そして領内から動員された農民たちが立てこもり抗戦。

しかし1.5万人の敵兵に対し、こちらは婦女子を含めてもたったの3,000人。あえなく落城したのですが、生き残った人々は半ば虐殺のように殺されたといいます。捕まった婦女子は首をはねられ、小田原城で戦う彼らの家族に見せつけて戦意を削ぐ目的で、首だけを小田原へと運ばれました。

これに抵抗するため城に立て籠もっていた人々の多くが自刃、あるいは城の麓にあった「御主殿の滝」に身を投げ命を落としました。

川の上流で自刃したため川は三日三晩血で染り、山の麓の村では「城山川の水で米を炊くと赤くなる」と言い伝えられるほどだといいます。現在でも御主殿の滝の付近では、夜になると女性のすすり泣く声や叫び声、剣戟などの音が聞こえるそうです。武士の霊を見たという目撃談も。

八王子城址の詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:2位 千駄ヶ谷トンネル

心霊スポットといえば、山の中廃トンネルといった都会から離れた場所、もしくは廃墟廃集落といった人がいない場所がほとんどですよね。立ち入り禁止になっているところも多いでしょう。

しかし東京都渋谷区という都会のド真ん中に、車や人の往来も激しい有名心霊スポットがあるのは知っていますか?

それが「千駄ヶ谷トンネル」です。実は千駄ヶ谷トンネルの上には、「仙寿院」という寺のお墓があるのです。

東京オリンピックのために建設された千駄ヶ谷トンネルでしたが、急ピッチで作られたために、墓地を移転させる時間がなく、お墓の下にトンネルを作ることになってしまいました。

トンネルを通過すると車のバックミラーに髪の毛を振り乱した女性が映った、フロントガラスに手の跡がつけられた、壁からが出てきて歩行者をつかむ、血まみれの女に追いかけられた、近くのレコーディングスタジオで不思議な雑音が入った……などなど、人通りが多いのでとにかく半端じゃない量の心霊体験が報告されています。

千駄ヶ谷トンネルの詳細はコチラ!

東京都の激ヤバ心霊スポット:1位 旧小峰トンネル

『秋川新聞』昭和63年10月2日(第1684号)

東京都の最恐心霊スポット、旧小峰トンネルの正式名称は「小峰隧道(こみねずいどう)」といいます。八王子市の旧道にあるトンネルです。

1999年に「新小峰トンネル」が開通されると、旧小峰トンネルは廃トンネルと化しました。廃トンネルというのは、全国どこも心霊スポットになりやすいものですが、実は旧小峰トンネルは、新トンネルができる以前から心霊スポットとして認知されていました

たとえば1988年10月2日の『秋川新聞』(地方新聞)には、旧小峰トンネル(当時は「小峰隧道」ですが)に女性の霊が出ると書かれています。

他にも『週刊明星』1989年9月28日号や、『女性セブン』1989年9月28日号などにも旧小峰トンネルの心霊体験が載っています。

ですが旧小峰トンネルが全国的な知名度をもつ最恐心霊スポットと化したのは、1989年より後のことです。

東京都の心霊スポット「旧小峰トンネル」と宮崎勤事件

1988~1989年にかけて起きた「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」を知っていますか?宮崎勤によって4人の幼女が誘拐・殺害された、いわゆる猟奇殺人事件です

この第4の被害者が旧小峰トンネルで殺害され、その遺体が発見されたと噂され、そのため旧小峰トンネルでは、手首のない幼女の霊が現れるといいます。

しかしこれはあくまで噂で、半分はデマです。

まず、旧小峰トンネルで被害者が殺害されたという事実はありません

しかし1989年9月13日に小峰トンネル近くの小峰峠の山林で、被害者の手足の骨が発見されたのは事実です。

もともと「女性の霊が現れる」と噂があった心霊スポットである旧小峰トンネルと地域が同じだったため、この旧小峰トンネルで殺害されたという噂が誕生したのでしょう。

とはいえ旧小峰トンネルに幼女の霊が出たという心霊体験は、当時から語られていたようです。

1991年に朝日新聞社から出版された『宮崎勤裁判』(佐木隆三著)にも、「89年春ころから、小峰峠に幽霊が出るとの噂が立った。幼女が手を振っており、よく見ると手首がない‥‥しかし、宮崎の逮捕後は出なくなったとか」と書かれています。

しかも先ほど述べた、『秋川新聞』の旧小峰トンネルの心霊体験の記事を編集し発行していたのは、皮肉にも宮崎勤の父親だったのです。

その後宮崎勤の父親は、息子が起こした事件に対する自負の念から1994年に自殺をしてしまいました。その知らせを聞いた宮崎勤は、「スーッとした」と言ったそうです。

なんとも因縁めいた、虚しく哀しいお話ですよね……。

現在も様々な心霊体験が報告され、心霊系YouTuberのフィッシャーズ氏が訪れた際には、金縛りに遭ったり、女性の声が撮られるなどの心霊現象が認められました

しかし事件以前から心霊スポットとして認知されていたので、もともとこのトンネルには「ナニカ」があったのでしょう。

旧小峰トンネルの詳細はコチラ!

※最後に

冒頭でも注意喚起しておりますが、心霊スポットの中には私有地や立ち入り禁止の場所も存在していますので、万が一これらの場所へ行ってみる場合には事前に許可を取るなどしっかりと法的な手順を遵守して下さい。

夏藤涼太

神話に魔法、UMAにUFO、超能力に超古代史、最新科学に都市伝説まで、オカルトならなんでもござれのWebライター。「日々にロマンを。毎日を豊かに。日常を非日常に」をテーマに書いています。学生時代の専攻は民俗学。