【現代の犬神】徳島県で陰陽師に言われた実体験談(後編)【連載:犬神の系譜 】最終話
前編では私が17歳~18歳の頃に出会った陰陽師さんと、当時の摩訶不思議な出来事について紹介しました。 そして、いよいよ最終話になりますが 前編で、私と陰陽師さんが一切会話していないことにお気づきでしょうか? 一応さらっとは触れたのですが、ハッキリ言ってむしろ避けられたと言っていいです。
前編では私が17歳~18歳の頃に出会った陰陽師さんと、当時の摩訶不思議な出来事について紹介しました。 そして、いよいよ最終話になりますが 前編で、私と陰陽師さんが一切会話していないことにお気づきでしょうか? 一応さらっとは触れたのですが、ハッキリ言ってむしろ避けられたと言っていいです。
これから語る奇妙な出来事は約15年ほど前にオカルトマトが四国地方、徳島県のとある地域に住んでいた頃に実際に体験した現代の陰陽師と犬神についてのお話です。 その前に。 ごく最近、徳島県の民家からニホンオオカミの物だとされる骨が発見されたというニュースがありました
犬神という概念は、少なくとも日本の平安時代頃には認知されており当時の「犬神使い」と呼ばれた人々は、庶民や敵の多い権力者、あるいは朝廷にまで危険視されたり忌避される存在であったことを第2話では考察してきました。 呪詛、呪いといった文化はよくよく考えてみると日本だけのものではなく、世界中にありますよね。
第1話では犬神という存在がどのようにして起こり、どのような伝承が当時あったのかを大まかにまとめてみました。 これらの情報を整理して考えると「犬神は複数の形、概念のある存在」であると言えるのかもしれません。
皆さんは「犬神」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 映画化された横溝正史の長編推理小説を映像化した「犬神家の一族」は顔面に白マスクをかぶったスケキヨで有名ですが、これはあくまでも推理小説でありフィクション作品。