【北欧神話】終末の巨人 炎のスルトと世界の再生
世界の多くに残された神話の共通点の1つとして『終末論』が挙げられますが、北欧神話も同じく最後には神々の争いによって世界が滅ぶことが示唆されています。 オーディンをはじめとした神々が戦いを引き起こし、最強の神であるトールも他の神々と同じく命を落としてしまいます。 ロキやその息子であるフェンリル、ヨルムンガンドなども含めた怪物や生物、巨人などが入り乱れた最後の戦いを『ラグナロク』と言います。 そのラグナロクの中、最後の最後に世界中を炎に包んだと言われているのが、炎の巨人スルトによる世界の消失です。 世界中にスルトが炎を放ったことによって、一度世界は消失してしまうのです。