【未解決事件】『四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件』を徹底解説 -4- 【実録シリーズ】
事件発生時、店内に居合わせた警察官2名が現場に駆けつけたときには、被害男性(以下:男性)はすでに買い物客などに取り押さえられていたわけである。仮にこの時点までの制圧行為がいき過ぎていたとしても、百歩譲ってそれは理解できなくもない(市民による慣れない制圧行為。彼らはいわば"素人"である)。問題なのは―
事件発生時、店内に居合わせた警察官2名が現場に駆けつけたときには、被害男性(以下:男性)はすでに買い物客などに取り押さえられていたわけである。仮にこの時点までの制圧行為がいき過ぎていたとしても、百歩譲ってそれは理解できなくもない(市民による慣れない制圧行為。彼らはいわば"素人"である)。問題なのは―
本事件の被害者となった男性が死亡したのは、現場での暴力性を孕んだ制圧行為(現場での拘束)が原因であったことは、男性の死因からみても明らかであった―。 ちなみにこの事実に対して、四日市南警察署は"一般的な制圧行動であった"とし、その正当性を一方的に主張。
ここで、事件現場となったATMコーナーに設置された防犯カメラの映像について解説する。以下は時系列でみる防犯カメラ映像の様子である。 (この事件の防犯カメラ映像は一般に出回っていないため、以下の記述から事件発生時の状況をイメージしてほしい)
-"窃盗容疑"- 一切、身に覚えのない無実の人に降りかかった悲劇。 -"誤認逮捕の末の致死"- 正当化された警察の不祥事。