スカンクエイプ

スカンクエイプ
スカンクエイプ

アメリカ、フロリダ州に棲息する スカンクエイプ。体長は約2メートルで、体重は推定150キロ以上。直立二足歩行が可能で、体毛は赤または赤褐色。足跡の大きさは長さ35~45センチ。ビッグフットに比べるとより猿人類に近く、オラウータンに似ている。ジョージア、アーカンソー、テネシーの各州でも出現が報告されている。スカンクエイプの特徴はなんといっても、強烈な悪臭である。それは、腐った卵やカビの生えたチーズにヤギの糞を混ぜた臭いなどもいわれまともに目を開けていられないほどの刺激であるという。まさに想像するだけで悍ましい臭いである。性格は凶暴で、オレンジ畑で働いていた季節労働者が、真偽はともかく、スカンクエイプに殺されたという事件が起こっている。さらに事件現場周辺では、同年の前後、肝臓を食われたシカの死体が多数見つかっていて、これも当時スカンクエイプの仕業とされた。

スカンクエイプの正体について最も有力だと言われているのが、ギガントピテクスという古代の霊長類の生き残りではないかという説。100万年前に中国やインドなどを中心に生息していたと言われていて、30万年ほど前に絶滅したと考えられている。体長は3メートルくらいで体重は300~500キロ以上と、スカンクエイプに比べてかなり大きい。環境の変化で小さくなっていったとも考えられているが、スカンクエイプの正体については未だ調査中。 [cc id=5873]

アメリカ合衆国フロリダ州エバーグレーズ国立公園 [map lat=”25.2866155″ lng=”-80.8986509″ width=”800″ height=”600″]