カッパ

noimage

わたしの小学校1、2年生ごろの体験ですが、ふたつ上のいとこの家に夏休みに遊びに行った時、立田山に遊びに行こうという事になり親戚一同とか近所の友達家族でピクニックに出かけました。数名の子供たちで池のまわりで遊んでいると一人の男の子が「カッパがいる」と言い数人でしずかに彼の指さすほうをみたのです。距離にして5メートルもなかったと思いますがそこには水際から出ている河童の手が見えたのです。確かに水かきがついているものがみえましたが最初は信じられなかったのですが次の瞬間その手は池のなかに吸い込まれていきました。動いたことに皆驚き親の元に走って戻り伝えた覚えがあります。

あとから聞いた話ですがこの辺りはカッパにまつわる伝説も残っておりおそらくその様な話を聞いていた子供が「カッパがいる」と言い出したのかもしれませんが、確かに手らしきものが水の中に消えた記憶は今でも鮮明に覚えています。伝説のはなしを記しておきます。(コピペですが)この話は大人なりしり今となっては夏休み不思議な思い出となっています。白川(しらかわ)の流れる弓削(ゆげ)のあたりに、暗く恐ろしげな赤岩ん淵(赤岩の淵)があった。この辺りでは毎年、弓削の子供たちが河童にしりを抜かれて溺れ死んでいたので、村人たちはおちおちしていられなかった。ある日、岩の上で寝ている河童を見つけた村人たちは、日頃の悪さをこらしめるため捕まえた。その河童は、淵の底にいる「八つ目の化け物」を退治してくれたら、これからは子供たちの尻を抜かない、と誓った。そこで村人たちは、力自慢の若者たちを集め、淵に船を出した。一人の若者が水の中に飛び込んで探してみると、確かに淵の底に怪しい八つ目の化け物がいた。若者たち数人で、八つ目の化け物に縄をかけ船へ引っ張り上げると、なんとそれは千歯(千歯こき、農機具)だった。水から引き揚げた千歯を見た河童たちは、恐ろしがって立田山(龍田山)の方へ逃げて行った。翌年から、弓削のあたりではおぼれ死ぬ子供は一人もいなくなった。 [cc id=5876]

熊本市東区立田山の池 [map lat=”32.7715364″ lng=”130.74949740000002″ width=”800″ height=”600″]