狐憑き

狐憑き
狐憑き

明治の後期から昭和にかけて巫女として生きた女性、中井シゲノの身に起きた狐憑きと、シゲノの死後も続く憑依体験。

奈良県の心霊スポットとして地元では有名な「白高大神」は、霊能者と知られていた巫女、中井シゲノが建てた神社でした。中井シゲノは、巫女であった大叔母の才能を受け継ぎ、8歳の時に神が降りてくると言った神秘体験を経験しています。そして24歳の時に狐の守護神「白高(しらたか)」に取り憑かれ、シゲノの霊能力が開眼します。霊能力に目覚めた中井シゲノのもとには多くの信者が集うようになり、教祖として祭り上げられたシゲノは「白高大神」を建てますが、この神社は一時、伏見稲荷大社の特別講社にまでなりました。しかし、シゲノの死後「白高大神」はすっかり荒れ果て廃墟になり、現在では心霊スポットとして憑依体験などの数多くの怪奇現象が報告されています。 [cc id=5872]

奈良県奈良市大和田町 [map lat=”34.6615329″ lng=”135.7509139″ width=”800″ height=”600″]