遠藤ヶ滝

遠藤ヶ滝
遠藤ヶ滝

滝の下流には見事な扇型の三日月の滝を見ることができる

安達郡大玉村にある杉田川渓谷、遠藤ヶ滝遊歩道をだいたい30分ほど登った所に、大岩から水の音を轟かせながら流れ落ちているのが遠藤ヶ滝になります。平安時代末期から鎌倉初期にかけて、真言宗の僧といわれ左近将監茂遠を父にもつ文覚上人という人物がいました。その文覚上人が深山霊谷と言われていた人跡未踏の自然の地で滝に打たれ荒行をした場所とされているのが遠藤ヶ滝です。そのためたくさんの修験者が訪れたと言われています。しかし途中で女性堂碑が建てられたため女子禁制の場所とされていました。遠藤ヶ滝は別名、遠藤ヶ滝四十八滝とも呼ばれています。大きい滝と小さい滝が合わせて48個もあるのでそのような別名がついています。滝の下流には見事な扇型の三日月の滝を見ることができるのも遠藤ヶ滝の人気の理由です。 [cc id=5872]

福島県安達郡大玉村 [map lat=”37.5343552″ lng=”140.37118999999998″ width=”800″ height=”600″]