名古屋妊婦切り裂き殺人事件

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名古屋妊婦切り裂き殺人事件は、1988年(昭和63年)3月18日に愛知県名古屋市で発生した猟奇殺人事件。2003年(平成15年)3月18日に公訴時効が成立し、未解決事件となった。

1988年(昭和63年)3月18日、愛知県名古屋市中川区のアパートに会社員(当時31歳)の男性が帰宅。室内で、妻である臨月の妊婦(当時27歳)が殺され、赤ん坊が泣き叫んでいるのを発見した。妻は両手を縛り上げられており、首に電気コードを巻かれ、絞殺されていた。死体は、薄い鋭利な刃物で、みぞおちから下腹部にかけて縦38センチにわたって切り裂かれていた。彼女の足元には、赤ん坊がへその緒をつけたまま泣き叫んでいた。犯人は妊婦を絞殺後、胎児を生きたまま取り出してへその緒を刃物で切断し、子宮にコードを切り離したプッシュホン式の電話の受話器と、キャラクター人形のついたキーホルダーを入れた後、妻の財布を奪って逃走した。取り出された胎児は男の子で、太ももの裏、ひざの裏、睾丸の3箇所を刃物で切りつけられていたが、病院で約1時間の手術を受け一命を取り留めた。なお、絞殺の凶器は別の物であり、首に電気コタツのコードが巻かれたのは死後とされている(コンセントが刺さっていた状態で発見された)。[cc id=5873]

愛知県名古屋市中川区富田町供米田[map lat=”35.1325144″ lng=”136.8100045″ width=”800″ height=”600″]