「生田緑地」といえば、神奈川県川崎市にある総合公園です。ハイキングコースや美術館まである大きな公園で、日中は多くの地元民や観光客でにぎわっています。
しかし生田緑地には裏の顔があります。それが、心霊スポットとしての生田緑地です。地元民には有名で、「夜生田」や「裏生田」なんて呼ばれたり。
というのも1971年に川崎ローム層斜面崩壊実験事故という土砂崩れ事故で、実験関係者や報道関係者が合わせて15名も亡くなったからなんです。
しかもそれだけではありません。事故と関係のない親子の霊が現れたり、また自殺者も多いという噂も……。
今回は神奈川県の心霊スポット「生田緑地」の心霊現象や死亡事故について紹介します。
1971年(昭和46年)11月11日、生田緑地で起こったのが、「川崎ローム層斜面崩壊実験事故」です。
「斜面崩壊」とは「土砂崩れ」のことです。斜面に散水して人工的に斜面崩壊を発生させ、災害対策用のデータを収集する実験でした。
しかしこれが失敗し、実験関係者や報道関係者合わせて15名が死亡、10名が重軽傷者になるという大事故に発展してしまったのです。
事故現場には現在、川崎市岡本太郎美術館が建っていますが、その入り口わきには事故の慰霊碑が建っています。
そんな事故があったものですから、園内では多くの心霊現象が起こるといいます。
どれも恐ろしい心霊体験ですよね。
ちなみに生田緑地から尾根続きになっている「緑ヶ丘霊園」も心霊スポットとして有名です。コチラで紹介していますので、ぜひご覧ください。
生田緑地には「桝形山(ますがた山)」のハイキングコースがあり、他にも美術館に科学館、「民家園」などの歴史的建造物もある非常に広大な公園です。ですから休日は多くの観光客でにぎわいますし、平日でも日中は地元民に親しまれています。
しかし地元民の間では生田緑地が心霊スポットであることは有名で、心霊現象を避けるために伝えられている2つのルールがあるんです。それが……
ちょっと面白いですよね。
夜が怖がられるのはわかりますが、裏側の入口から入ると、心霊現象に遭うというのです。「夜生田」や「裏生田」なんていうネーミングもいいですよね。「生田緑地裏側」とも呼ばれるみたいです。
過去に15名も亡くなった事故があったのですから、心霊スポットと恐れられるのも当然なのですが……奇妙なのは、事故とは関係のない心霊体験・心霊現象が聞かれることです。
園内では親子の霊が見られるというのです。また先ほど書いた人魂も、奥の池や桝形山、民家園、中央広場などで目撃されており、事故現場とは離れています。
ここにはいったいなんの霊が棲みついているのでしょうか……。
また自殺者が発見されたという話もよく聞きます。ただ生田緑地に限らず、大きな公園では自殺者がどこでも年に2~3人は出るもので、警察や警備関係者の間では常識です。
ただし生田緑地に限っては、過去の死亡事故による霊が、生者の魂を呼び込んでいるのかもしれません。普通の人はなんとも思いませんが、悩んでいる人や心に闇を抱えた人がそういった空気にあてられてしまうと、自殺してしまうのです。
同じ神奈川県の心霊スポットに「県立三ツ池公園」があるのですが、実はここでもかつて殺人事件が起きており、今でも自殺者が多く発見されているのです。県立三ツ池公園についてはコチラでくわしく紹介しています。
神奈川県には他にも、恐ろしい心霊スポットがいくつもあります。殺人事件が起きた「ホテルすかいらぶ」や生田緑地の隣にある「緑ヶ丘霊園」、また野島公園、ジェイソン村、しとどの窟、ヤビツ峠、旧善波トンネル、山神トンネル、打越橋などなど……オカルトオンラインでは神奈川県の心霊スポットをいくつも紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。
神奈川県の最恐心霊スポットランキングはコチラ→【本当に危険】神奈川県のヤバい心霊スポットランキング!