群馬県の赤城山のふもとにある、「白い家」と呼ばれる心霊スポットを知っていますか?
その名の通り真っ白い廃墟で、「ホワイトハウス」と呼ばれることもあります。
ここでは惨殺事件があったとか、家主が自殺したとか不気味な噂がなされています。実際に廃墟からは異臭がし、また建物の構造がおかしいなど、不思議な心霊スポットでもあります。
今回は群馬県の心霊スポット、赤城山の「白い家」(ホワイトハウス)の心霊現象を紹介し、謎の真相にせまります。
群馬県の観光地といえば、山頂からの絶景が魅力的な「赤城山」が人気です。心霊スポット、赤城山の「白い家」(ホワイトハウス)は、そのふもとにあります。
赤城山の白い家は、「お化け坂」と呼ばれるミステリースポットの突き当りにある3階建ての白い一軒家です。
「お化け坂」という名前ですが、これはボールが登り坂を駆け上がるという、不思議な坂道です。
とはいえ目の錯覚で登り坂に見えるだけで、別に心霊スポットではありません。
珍スポットと心霊スポットが同時に味わえるという、オカルト好きにはたまらない場所なのかもしれません。
赤城山の「白い家」(ホワイトハウス)は、群馬県では昔から有名な心霊スポットで、2002年ごろにはすでにネット上で心霊スポットとして認知されていたことがわかっています。
地元民の間では定番の肝試しスポットとして、成人の儀式としてこの白い家に肝試しに行くというグループもあるほどです。
赤城山の白い家はなぜ心霊スポットとなってしまったのでしょうか?
そこには、1つの有名な噂話があります。
この家に住んでいた家主が自殺したのですが、発見された時にはすでに白骨化が進んでいたようです。この理由は、大量のネズミに食われたため、ともいわれています。
しかし惨殺事件があったという人もいて、真相ははっきりしません。あくまでも噂です。
とはいえ実際に白い家を訪れた者は皆、異臭(消毒液の匂いや生臭さ)がするといいます。そして屋内には大量のネズミや虫が繁殖しており、それらのフンが大量に落ちているのです。
こういった由来から、白い家での心霊現象には「白」にまつわるものが多いです。
赤城山の「白い家」(ホワイトハウス)には、他にも不思議な点があります。
白い家は3階建ての建物なのですが、1階は駐車場となっていて、実際には2階建ての家といった方が正しいのかもしれません。
しかし、その2階に上がるための階段がないのです。取り壊されたのでは? と思うかもしれませんが、取り壊したような部分は他には見られないため、その可能性は低いと思われます。
また白い家の近くには墓地(散骨場)があり、土地の区画も奇妙で、家の構造や風水的にも不気味な点が見られるのです。
ですが心霊スポットに関するネットの掲示板や地元民の情報提供によると、殺人事件も自殺も真っ赤なデマだという話が見られます。
もともと別荘地として建てられたので変な場所にあり、今は売りに出されているものの、立地が悪いため買い手がつかずに放置されているとのことです。
ちなみに玄関(2階)に上る階段は解体されたものの、途中で業者が倒産し、階段だけが外されたという情報もあります。
これらの情報もまた、噂や匿名の情報にすぎません。ですが真実ならば……なぜこのような噂が立ったのでしょうか?
もともと墓地の近くの廃墟というロケーションは、心霊スポットとして認知されやすいと思われます。
さらに建物は山際にあるため、小動物や虫によって食い荒らされてしまったのでしょう。ですからそれらのフンがたまり、異臭の原因もここにあると考えられます。
これらの事実から、「死体がネズミに食われた」という噂が立ったのでしょう。「白骨化」というのも、「白」から連想されたのかもしれません。
今回は群馬県の心霊スポット、赤城山の「白い家」(ホワイトハウス)の心霊現象を紹介し、謎の真相にせまりました。
群馬県には、他にも様々な心霊スポットがあります。
群馬県最恐と呼ばれる「ホテル藤原郷」や、廃墟ビルである「大友ビル」、自殺者が絶えない「金比羅橋」、惨殺事件があったとされる「新井さんの家」などなど……どれもオカルトオンラインでくわしく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
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