皆さんは「安治川トンネル(安治川隧道)」をご存知ですか?
大阪府大阪市西区と此花区を結ぶ日本初の沈埋トンネルです。昔から交通手段の一つとして利用されていました。
今回はそんな「安治川トンネル」についての詳細について紹介していきたいと思います。
安治川トンネルとは?
阪神九条駅から商店街を抜けた徒歩10分ほどの先にあるトンネルです。
1944年(昭和19年)に開通された日本初の沈埋トンネルです、
この建物の裏には「安治川」と言う川が流れており、人と自転車のみが通行できる海底トンネルならぬ川底トンネルが通っているのです。
長さは約80メートルほどで、夏は涼しく冬は暖かく過ごしやす場所となっています。
このトンネルは24時間誰でも利用することができるのです。
戦時中に完成したこのトンネルは、大阪の大きな空襲でも損傷することなく、今に至るまで市民に大切にされてきました。
当時は自動車も通ることができた!
現在は自転車と人間のみしか通行することはできませんでしたが、開通当時は自動車も通れていたと報告されているのです。
1963年(昭和38年)に国道43号線に安治川大橋が開通したことにより人と自転車専用のトンネルとなってしまいました。
出入口には3機のエレベーターが設置されており、そのうち2機は自動車用のエレベーターなのです。
自動車はエレベーターを利用してトンネルに入る方式でした。
現在は稼働することはありませんが、日本初の沈埋トンネルの歴史の一つとして有名なのです。
なぜこのトンネルができたのか?
大阪市南西部は河川が多く、船舶の航行盛んで架橋が困難だったため、昔から大阪市による渡船が多数運行されていたのです。
安治川を通る人・自転車の交通量の増加に伴い今回紹介する「安治川トンネル(安治川隧道)」が1944年(昭和19年)9月15日に開通されたのです。
この場所に心霊現象などは報告されている?
この場所では心霊現象の報告はありません。
しかし、珍道もしくは珍しい場所として有名でありここ目的で訪れる人物も少なくはないんだとか。
トンネルと聞くと薄暗くてシケっぽくて怖いイメージがありますが、この安治川トンネルは全長80メートル幅2.4メートルで壁も明るい色をしていて地下通路のイメージに似ています。
川底にあるため夏場は涼しく、冬場は暖かいと言った過ごしやすいトンネルとなっています。
また、人通りも少なくはなく誰かしらがこのトンネルを利用するそうです。
24時間通行可能であり、長い間川を渡るための重要な交通手段として利用されてきました。
USJの通り道としても利用されている?!
みんな大好きUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)への抜け道としてもお勧めだそうです。
JR西九条駅はUSJの最寄駅であり、ユニバーサルシティウォーク駅へ向かう分岐駅です。
大阪市中心部に向かう環状線を利用もしくは、阪神西九条駅から阪神なんば線を利用する方法があります。
しかし、西九条駅から「安治川トンネル(安治川隧道)」を徒歩で移動し、地下鉄中央線九条駅から大阪市内中心部に向かう一つのルートかもしれません。
日本で珍しい川底トンネルを利用して、混雑を避けながらUSJに向かうためのコースとしてお勧めです!
まとめ
今回紹介した「安治川トンネル(安治川隧道)」はUSJの抜け道としても知られており、もしこの記事を読んだ人は抜け道としても利用できるかもしれませんね。
この情報はおそらく知らない人はたくさんいると考えられますので、友達に雑学として話すのもの面白いかもしれませんね?
もし、大阪に訪れるような状況があれば一度はよってみてはいかがでしょうか?
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