月の力が宿る石 ブルームーンストーンは「思いやり」と「恋愛」のパワーストーン。「グレームーンストーン」とも呼ばれます。
ブルームーンストーンは、乳白色の淡い石です。その中にブルーのシラーが出る物を”ブルームーンストーン”と呼びます。乳白色の透明度が高く、その上ではっきりとブルーのシラーが出るものはとても希少性が高く”ロイヤルブルームーンストーン”と呼ばれます。
クオリティーが高いブルームーンストーンは、ため息が出るほど美しくそしてとても優しい印象です。ダイヤモンドのようにギラギラと輝く石とは違う魅力があります。
ブルームーンストーンは長石という種類の鉱物で、シックなグレーの石に様々な色のシラーが出るラブラドライトや、オレンジ系のレッドーカラーが目を惹くアンデシンと同じ鉱物です。
同じ鉱物でも色が違うと別の名前で売られることは宝石やパワーストーンの世界ではよくあること。サファイアとルビー、エメラルドとアクアマリンの関係もこれと同じです。
ブルームーンストーンは「月の力が宿る石」と言われ、スピリチュアルなパワーストーンの世界では
「思いやりの石」
「恋人の石」
「慈愛の石」
「癒やしの石」
と言われるパワーストーンです。
月の力を秘めているとされるパワーストーンですので、女性へのプレゼントに選ばれることも多く、淡い色味が魅力ということもあって女性から特に人気があります。
乳白色の中に浮かび上がる優しい色合いが魅力のブルームーンストーンは、恋愛に悩んだとき、ストレス過多でリラックスしたいときにオススメです。
そして、慈愛を意味する石でもあり愛情を強めるという意味もあるので、恋人やパートナーとの関係で悩んでいる時や、意中の相手と上手くいきたい･･･という時にもオススメできます。
また、ブルームーンストーンは6月誕生石のひとつ（真珠とアレキサンドライトも6月の誕生石）でもあるので、6月生まれの方へのプレゼントにもぴったりです。
ブルームーンストーンは美しい石ですが、ベースになる色は乳白色なので、シックなファッションとも相性がよくパワーストーン初心者でも合せやすい石でもあります。
石の傷つきにくさを表すモース硬度は6〜6.5とやや傷がつきやすいので、ぶつけたり固いものと擦れたりすると傷ついてしまうことがあります。劈開を持っているので衝撃には決して強くありません。ですので、ブルームーンストーンは優しく丁寧に取り扱いましょう。
ブルームーンストーンを選ぶポイントは
● ブルーのシラーがはっきりしている
● 石全体の透明度
です。
不透明な乳白色のものより、半透明で透明度が高くブルーのシラーが出るものがよりランクが高いブルームーンストーンです。
もちろん、パワーストーンで最も大切なのは好みとフィーリングですが、もし「どれが良いかな」と迷ったときは、この2点を確かめて見てください。
