ミステリーサークルとは、田畑で栽培されている作物などが円形状(サークル形)に倒される現象です。あるいは倒された跡。
他にも円が複雑に重なり合った形状や、さらに複雑な形状のものもあります。
イギリス(英国)を中心に世界中で報告されている謎の現象です。
原因としてあげられるのはUFO着陸説、プラズマ説、気象説と様々です。
最近は、いたずら説が一番有力な説ですが、いたずらでは到底説明のつかないこともたくさん明らかになっているのです。
今回はそんなミステリーサークルの謎について迫っていきたいと思います。
ミステリーサークルができた後の現場の様子
UFOが着陸したと思われる現場にはある手がかりが残されています。
- 放射線の検出
- 作物の形
- ミステリーサークル周辺に目撃情報
放射線の検出
その土地の環境によって変わりますが、放射線が検出されているそうです。
作物の形
いたずら説も挙げられますが、いたずらで作成されたミステリーサークルはただ単に植物が踏み倒されただけですが、本物のミステリーサークルは、作物が三つ編み上に織り込まれていたりと不思議な現象が起きるそうです。
ミステリーサークル周辺に目撃情報
白い謎の飛行物体らしきものも目撃されることがあるそうです。
中にはビデオがとられたものもありますが、画質の粗さから作られたものなのか本物なのかと見分けがつかないため信憑性の低いものになっています。
近隣住民の目撃情報では、「数秒で作られた」といった目撃情報なども寄せられています。
[amazonjs asin=”490120002X” locale=”JP” title=”ミレニアム・ミステリーサークル写真集―イギリス現地空撮”]発生した理由として考えられるもの
宇宙人のメッセージ説
ミステリーサークルは宇宙人が地球に残していった何かのメッセージなのではないかという説です。
あるいは、宇宙人が乗っていたUFOが着陸した際にできた跡ではないのかという説もあります。
ミステリーサークル周辺でUFOなどの未確認飛行物体の目撃情報が多かったことからこの説が生まれたと考えられます。
プラズマ説
プラズマとは固体・液体・気体に続く第4の物質で、温度上昇にとって気体が原子になり、温度が上がるにつれて原子から電子が離れることによって生じる荷電粒子を含む気体のことです。
自然にも多く存在していて、太陽をはじめとする、オーロラや稲妻などはプラズマであり、宇宙から構成される物質の約99%がプラズマと言われています。
プラズマによってミステリーサークルが作られたという説を提唱した科学者がいましたが、ミステリーサークル周辺には燃えた痕跡等もないことから、この説には多くの疑問が残される形になりました。
マイクロバースト説
マイクロバーストとは、急激に発達した積乱雲などが、地面を吹き付け破壊的な強風を巻き起こす気流の現象です。
ダウンバーストのうち、空間規模が4km以上のものをマイクロバーストと呼びます。
マイクロバーストによって、農作物などがなぎ倒され、ミステリーサークルが作られたという説です。
日本にもあったミステリーサークル!
2018年12月に宮崎県日南市に不思議な円形模様のミステリーサークルアが発見されました。
発見された場所は、宮崎県の特産品飫肥杉(おびすぎ)を調査する目的として作られた飫肥杉植林場です。
杉を円形に植林し、中心から外に向かうにつれて密度を変える実験をしていた場所です。
密度の高い木は低く、密度の低い木は外周に向かうほど高くなるという美しい円形を描いています。
こちらは、畑の作物などが倒されてできたミステリーサークルではありませんが、自然の美しさや自然の神秘を感じられると日本中で話題になりました。
まとめ
日本でもかなり発見の報告がされているミステリーサークルです。
人の手で作られたと噂されていますが、中には人の手で作れないものや説明のつかないものも残されているのも事実です。
もしかしたら、本当に地球外生命体の仕業なのかもしれませんね。