オカルトオンラインでも、度々ご紹介してきた「地震の前兆?」と言われる現象。いわゆる、宏観現象ですが、アラスカで起こったM7を超える大きな地震や、神奈川の異臭騒ぎなどなど「巨大地震が近いのではないか」とまことしやかにささやかれています。
現在、私たち人間が持っている観測技術で地震が起こる場所や規模を正確に予測することはできません。
30年以内に○○%…といったかなり幅があるアバウトな予測があるのみ。地震かなぜ起こるのかが解っていても、いつ起こるのかは解りません。
だからこそ「これは地震の前兆なのでは?」と言われるとぞわっとしてしまいます。
アラスカでM7.5の地震
日本時間の10月20日午前5時54分頃に、アメリカのアラスカ州でマグニチュード7.5の大きな地震が起こりました。
震源はアリューシャン列島で深さは40キロの地震。日本への直接的な影響はありませんでしたが、アラスカ州の一部では津波の可能性もあるとのことでした。
現地ではM5クラスの余震も観測されており、被害が心配されています。
日本からは距離がありますから、別に関係ない…と思ってしまいますが、アラスカと日本は同じ環太平洋…。地震が多い地域であることは間違いありません。
地球の表面はプレートでできており、巨大地震はプレートの境界線で起こりやすいわけです。つまり、距離が離れているから関係ない!と言い切ってしまえるものではないという考え方もあります。
同じ環太平洋火山帯で地震や噴火が起こっていることを、巨大地震の前兆だ!と考える人もいます。
それに、今回のアラスカ州の地震では日本には津波はありませんでしたが、遠く離れた場所で起こった地震が原因で日本に津波が押し寄せることもありますから、油断は禁物です。
参考資料:米 アラスカ州でM7.5の地震 日本への津波の心配なし | NHKニュース
神奈川の異臭騒ぎ
ニュースでも大きく取り上げられている神奈川の異臭騒ぎ。まだ、原因は不明のままですが、今年に入ってから何度も異臭がする!と通報が相次いでおり、国も調査に乗り出しています。
もちろん、この異臭と地震の関連性は不明。
異臭の原因も今の時点では不明ですが、臭気判定士によると「臭いは海から来ている」という人もいるんだとか。
どんなにおいがしているか…人によって表現に差はあるものの、ゴムが焼けるような臭いとかガソリンの臭いだそう。
仮にこの臭いが自然現象だったら…地震の前触れなのではないかと考える人もいらっしゃるようてす。
阪神淡路大震災や東日本大震災の時にも、異臭騒ぎがあった…という話もありますから、神奈川の異臭騒ぎが「地震の前触れかもしれない」と思う人がいても不思議ではありません。
活断層の割れ目やプレートが擦れることで異臭がする…という説もありますから、ちょっと不気味ではあります。
参考資料:相次ぐ異臭騒ぎは「スーパー南海地震」の前兆? 過去の大地震でも前例〈週刊朝日〉(AERA dot.) – Yahoo!ニュース
神奈川県で異臭騒ぎが続く 臭気判定士は「どう考えたって海から」 – ライブドアニュース
地震雲も?
オカルトオンラインでも紹介したことがある地震雲ですが「地震雲なんじゃないの?」という投稿がSNSで見られています。
地震雲に科学的根拠はなく、ちょっとめずらしい気象現象を「地震雲だ!」と思ってしまうことがあるのも時日です。
環太平洋火山帯での大きな地震や異臭騒ぎ…いつかほぼ確実に来ると考えられている巨大地震などの話しがあるとますます「怪しく見える」ところもあるでしょう。
地震雲かどうか…科学的根拠がない以上、結果が出た後でなければ真偽は不明のままです。
ただ、過去にも言われてきた「赤い月」や「地震雲」「異臭」などが重なったときには注意しておいて損はないかもしれません。
まとめ
今回は地震の前兆?!と最近、ネットを騒がせている現象についてご紹介しました。
環太平洋火山帯での大きな地震や異臭騒ぎ…地震雲などなど…私たちを不安にさせる現象が起こっているのは事実。ですが、日本で起こる地震との関連性は解っていません。
解らないから怖い…わけですが、いくつもの現象が重なったときには注意しておいて損はないかもしれません。