南海トラフ巨大地震?富士山噴火?異常震域での地震や富士山近傍で地震は前触れ?

最近、地震が多いなぁと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2021年9月29日には異常震域と呼ばれる地震が発生していますし、諏訪之瀬島で噴火継続、桜島は山体膨張、福徳岡ノ場でも噴火が発生し、海外でも地震が増えているように思えます。

南海トラフ巨大地震が発生したら・・・被害想定は東日本大震災を越える

「発生確率が高い」ことで知られている南海トラフ巨大地震の被害想定は、あの東日本大震災の10倍のレベルとも言われています。

巨大地震は周期的に発生していると考えられており、例えば東日本大震災を引き起した巨大地震は1100年前に発生したとされている地震と酷似していると言われています。

プレートの押し合いで発生する地震ですから、ある程度の周期があるとされていますが、南海トラフ巨大地震もプレートの押し合いでたまったひずみが原因で起る地震です。

南海トラフ巨大地震の発生確率が高いことはみなさんもご存じのとおり・・・、そして、周期があるとは言われているモノのピンポイントでいつ起るかを予測することは出来ません。

被害想定は東日本大震災の10倍になるとも言われている国難レベルの災害を引き起す可能性がある自然災害です。

南海トラフは地震の巣

南海トラフは、プレートの境界線にあたる場所でプレートの押し合いでひずみがたまってそれが地震を引き起します。

南海トラフの北側には3つの「地震の巣」があり、それぞれ東海地震・東南海地震・南海地震を起こしてきた。古文書などの記録から緩い周期性があることが分かり、3回に1回は超弩級の巨大地震が発生したことも判明した。

 

引用:
2030年代に確実に起きる?「西日本大震災」 その被害は東日本大震災の10倍【防災を知る一冊】 | J-CASTニュース

つまり、南海トラフはもともと地震が多い場所・・・。そして、そのうち3回に1回は規模が大きな地震になっているというのです。

次に起る南海トラフでの地震がどの程度の規模になるのかは解りませんが、日本列島は活動期に入っているという見方もあります。

異常震域での地震

地震の前兆かもしれないと考えられている現象はたくさんありますが、わかりやすいのが前震。

熊本地震や東日本大震災でも、本震の前に前震があったと言われています。

そうなってくると気になるのが、9月29日に発生した異常震域での地震です。

震源は日本海中部で、深さが400キロ。断層の地震だと10キロ程度のものが多く、東日本大震災の震源の深さは深さ約24kmでした。

400キロというのは地震の震源としてはかなり深く、今回の地震は大変プレートの高いとところで発生したそうです。震源が深いと震源から遠く離れた場所で揺れを観測することが多く、今回の地震でも東北や北海道などで揺れが観測されました。

ちなみに地震の規模はマグニチュード6.1と決して小さい地震ではありませんでした。

参考資料:北海道~関東の広い範囲で震度3 専門家「異常震域という現象」NHK

富士山周辺での地震は大丈夫?

南海トラフ巨大地震も気がかりですが、富士山の噴火も気がかり・・・。

今は美しい姿を私達に見せてくれている日本を代表する富士山ですが、富士山はれっきとした火山。そして、過去にも大噴火をした記録がある山です。

飛鳥、奈良、平安時代には富士山は数十年という周期で噴火を繰り返していたそう・・・そして、最後に噴火してからすでに200年以上経過していて「そろそろヤバいかも」と危機感を持っている人も少なくありません。

そんな富士山周辺で最近、地震が発生しているのです。

地震の規模としてはたいしたことがないので、大きく報道されることもありませんが、

異常震域での地震や海底火山の噴火など、最近、地震や噴火が多いようにも感じます。地震の予知より火山の方が前兆を捉えやすいという側面はあるものの、御嶽山のように急に噴火するケースもありますし、油断は出来ません。

富士山が仮に噴火したとしたら、被害はかなり大きなものとなることが想定されています。

南海トラフ巨大地震は富士山の噴火・・・連動して発生しないことを願うばかりです。

参考資料:富士山はいつ噴火してもおかしくない! 火山灰に埋もれた遺跡が証言【防災を知る一冊】: J-CAST 会社ウォッチ【全文表示】