以前、オカルトオンラインで「廃寺廃神社」についてご紹介しました。
この記事内でご紹介した「住んではいけない場所」についてもっと詳しくご紹介していきたいと思います。
ある住宅地で実際にあったこと・・・。かなりホラーな話ですので、怖いのが苦手な方は電気をつけて読んでくださいね。
霊場に開発されてしまった住宅地
地球上にはパワーを持った場所があります。いわゆるパワースポットというやつです。今風に言えばパワースポットですが、昔はこういった場所を「霊場」と読んでいました。
天狗が修業をした山々を始め、四国八十八カ所なども霊場といっていいでしょう。もちろん、いろんな歴史や伝説がそれぞれの霊場にありますが、いずれにしても「大切に派なければならないら神聖な土地」であることは事実です。
修業道の山々も霊場とされることが多く、古い神社やお寺があるところも珍しくありません。
もちろん、パワースポットのまま大切にしていたのであればなにも問題はありません。ですが、そういった場所だと知ってか知らずか「開発してしまった」というケースもあります。
今回、私がスポットを当てるのは、実は私が2歳半まで住んでいたある場所のことです。つまり、実体験ですので、少し迷ったのですが、今回は具体的な地名を挙げてご紹介します。
心霊現象のオンパレード!バブル時代に開発された山あいの住宅地
私の両親がバブル時代にある住宅地に一軒家を購入しました。その場所は福岡市にあるという福岡市のベッドタウンの静かな田舎町・・・宇美町という場所です。
この町には障子岳という山があります。この山は修業道の山で、古くからたくさんの修業僧が荒行を重ねた土地でした。
九州の八十八カ所とも言われる一大聖地だったそうです。
そして、元寇の時には、戦から祭祀を守るために筥崎八幡宮の御神体が移された場所でもありました。
参考資料:お寺めぐりの友
そんな場所の山間部に住宅地があります。そしてその中の一軒で起こった怪奇現象・・・。
自宅で次々おこる怪奇現象
今も、この住宅地は存在しています。そして、もちろん住んでいる人もいらっしゃいます。ですが、私が昔住んでいた家だけは、なぜか廃屋のまま・・・2020年になってから見てきたのですが、草に覆われて荒れ果てていました。
その一軒家では
- モノが動く
- 電化製品が勝手につく
- 飼っている犬が逃げ出す
- 窓の外を光る何かが回っている
などなど、心霊現象のオンパレードでした。
ポルターガイスト現象はあたり前でしたし、夜になって窓の外を見ていると一定の間隔でものすごく早くて光るものが回っているんです。もう超高速!すごく綺麗な光なんですが、毎日そんなことがありました。
そして、とうとう決定的なことがおきます。ある日の早朝のことです。仲良くしていたご近所の奥さんが血相を変えてインターホンを鳴らしました。
母は「なにごと?」と驚いたそうですが、深夜に家の屋根から金色のでっかい玉が空に向かって上がっていくのを見たというんです。だから、何かあったんじゃないかと朝から訪ねてきた・・・と。
もちろん、何もなかったんですか、その後も同じ事が何度かあり・・・怖くなったのかたった2年でその家を手放すことにしたそうです。
私たちの後であの家を買った人がどうなったのかは解りません。ですが、引越をしたら家で起こっていた様々な心霊現象は止まりました。つまり、何かがあったのは住んでいた人ではなく場所の方だったというわけです。
古いお寺の境内だったのではないか・・・
大人になってから「あれはなんだったのだろうと」思い調べてみたところ、あの一帯が霊場だったこと。そして、近くに古いお寺の跡があることが解りました。
筑前宇美の神々が祭られた土地に、どういう経緯でかは解りませんが住宅地ができてしまったようでした。その歴史は奈良時代にまで遡ることができるようです。
この時に作られた「極楽寺」と「大安寺」の両方が今はもうありません。ただ、極楽寺という地名だけが残されている・・・。あの心霊現象が何だったのか。ただ、お化けが出たとか、写真に何が写ったというものではなく、光るモノがよく見られていたことが考えて「神聖な場所」を生活することで穢してしまったのではないかという結論に至りました。
参考資料:極楽寺歴史
まとめ
今回の記事はすべて私の実体験です。
霊場などのエネルギーが強くそして神聖な土地や場所は大切にして置かなければいけないし、開発して住宅地にしてしまうなんてもってのほかというのが私がたどり着いた結論でした。
もし、自宅での心霊現象に悩んでるという方がいらっしゃったら、自宅の土地の旧地名や土地の歴史を調べていたら、何かが解るかもしれません。