ケンタッキー州「肉の雨」事件!ある意味ゾッとする内容になっています。

皆さんは突然空から「雨」ではなく「肉」が降ってくるなんてこと信じられますか?

実はこんな信じられない事件がアメリカのケンタッキー州で実際に起こったのです。

この事件について詳しく調査している学者の方などもいるらしく、その方などの意見もこの記事で紹介しつつ、詳しい記事を書いていきたいと思います。

もし興味のある方は是非最後までご覧ください。

ケンタッキー「肉の雨」事件

このケンタッキー肉の雨事件は1876年の3月に発生しました。

この時期はいまだに肌寒い時期が続いていました。

そんなアメリカケンタッキー州にて突如「肉の雨」が降り注いだのです。

91×46メートル四方の範囲に5センチメートル四方ほどの赤身の肉の断片が降り注いだのです。

このような不可解であり得ない現象が起きたことから「ケンタッキー肉の雨事件」と呼ばれるようになりました。

この事件に興味を示した学者がいた

トランシルヴァニア大学の美術教授である「Kurt Gohde」はケンタッキー州に引っ越してきてから肉の雨事件について話を聞いたことを境に、この事件に興味をそそられたそうです。

そして、大学へ向かい資料を調べているうちに小さな小瓶を写した写真を一枚見つけたのです。

この写真には、瓶の中に薄汚れた液体と共に小さな肉の断片らしきものが入っていました。

この瓶には日付が書いており調べてみると肉の雨事件が起こった日付と重なり、この中に入っている肉の断片は当時空から降ってきたものだと判明したのでした。

この肉の雨事件が起こった当時は、多くの人が謎解きを行おうとしており、中にはその肉の断片を口にした人物までいたそうです。

口にした人曰く、この肉は羊や熊、鹿などの肉が正体だと推測されたのでした。

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結局ハッキリとした事はなにもわからなかった

結論から言ってしまうと、この事件は結局解決されることはなかったのです。

結局のところ、肉の種類は推測されましたがハッキリとしたことがわからなかったそうです。

その後、肉の断片のサンプルをトランシルヴァニア大学を含めたアメリカ中の科学者宛に送られました。

科学者のもとで保管されることになりましたが、次第にこの事件についての話題は薄れてしまい答えを導く前には多くの人から忘れ去られてしまったそうです。

最終的に科学者が結論づけたこととは?

そんな、たくさんの人から忘れ去られてしまったこの事件ですが、科学者が最終的な導きを出したのです。

それが「ハゲワシの嘔吐物」というものでした。

ハゲワシの胃の内部は超酸の状態にあるため、通常ハゲワシが体調不良を示しても嘔吐することはないそうです。腐った肉を食べたとしても全て消化し切ってしまうのです。

しかし、ハゲワシなどは野性界を生きているため次いつ餌を食べられると言った確実の保証がないため、一度に可能な限りをお腹に詰め込もうとするそうです

そのため、食後はしばらく安静にしている必要があります。

何らかの理由によりハゲワシは安静にする時間を要さずに飛び立ってしまい、自分の体重を軽くするために飛行中に食べた肉を空中に吐き出したという仮説が建てられたのです。

この仮説について野生動物保護協会の副会長「Joe Walston」は「正しい可能性が高い」と述べています。

降ってきた肉の状態と組織を見てみると「ハゲワシの食事内容として理にかなっている」とのことです。

肉の断片はサイズにばらつきがあり、引き裂かれており「肉をスライサーに通した状態ではない」と発表しています。

つまり、人間が意図的に行った行動ではないということが証明されました。

顕微鏡で確認した科学者は、それが肺と軟骨の組織であったことを発表したのでした。

まとめ

いかがだったでしょうか?

この記事を最後まで読んだ方ならわかると思うのですが、最終的な結論づけから考えると謎解きを行おうと考えていた人物の中に「ハゲワシの嘔吐物」と口にしていた人物がいるということになるのです。

ゾッとしますね・・・