2020年6月にSNSなどで話題になった白い気球みたいな謎の飛行体を覚えていますか?
2020年に発見されたのは仙台の上空で、白い気球のような飛行体がはっきりと撮影されていましたよね。
「気持ち悪い」
「不気味」
と言われたこの飛行体ですが、結局なんだったのか分からないままでした。
あれから1年が過ぎ、私たちの記憶から飛行体のことが消えかかってる2021年・・・また、似た感じの未確認飛行物体が発見されたのです。
また出た!八戸上空に謎の飛行体
今回、謎の飛行体が発見されたのは青森県八戸上空でした。
未確認飛行物体というとついつい「宇宙人か?」と思ってしまいますが、どう見ても人が作ったであろうこの飛行体・・・。気球っぽいんですよね。
SNSでも話題になっています。
【空に謎の球体 昨年の物体と酷似】https://t.co/Hl4R1Npa7c
3日、青森県八戸市の大須賀海岸の南の空に、白い球体が浮かんでいるのを住民が目撃した。昨年6月に宮城県などの上空で目撃された球体と、形や色、ぶら下がっている物体の形状などが酷似している。仙台管区気象台は「正体は分からない」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 5, 2021
これが今回、発見された飛行体。
そして、こっちは昨年発見された飛行体です。
仙台市上空に謎の白い球体 気象台「不明」と困惑|BIGLOBEニュース https://t.co/gTwjcL0Fvm #未確認飛行物体
国土交通省仙台空港事務所によると、航空法に基づく許可の申請はないという。担当者は「航空機の運航には影響はないが、引き続き注視する」と話している。 pic.twitter.com/xvfd4TTP0J
— BIGLOBEニュース (@shunkannews) June 17, 2020
とめちゃくちゃそっくりです。
今年は青森県八戸上空で、昨年は仙台だったという違いくらい・・・。
ラジオゾンデではない
この謎の飛行体ですが「ラジオゾンデじゃないの?」という意見もあったそうです。
ラジオゾンデというのは、気象庁が上空の気温、湿度、風向、風速を計測するためのものです。ただ、ラジオゾンデであれば情報は公開されていますからすぐに「なぁんだ」ということになるのですが、ラジオゾンデが飛ばされたというデータはなく、2008年3月末に廃止されているんです。
つまり、気象庁がとばしたものではないということ・・・。
ちなみにラジオゾンデの画像はこちら・・・気象庁 | ラジオゾンデによる高層気象観測
とこれもまたかなり似ています。
もし、この飛行体が外国から飛ばされていて、何らかの目的があるとすれば、ラジオゾンデにわざと似せているのではないかと思いたくなるほどそっくりです。
ちなみに、昨年2020年に飛行体が発見されたときには
航空自衛隊松島基地の担当者は「朝から20~30件近くの問い合わせがあった」と明かした。担当者は正体を探るため仙台空港、陸上自衛隊、気球を使用する民間団体など各所に連絡したというが、どこも「何も分からない」と困惑していたという。通常、上空に気球や観測機が飛ばされる際には「届け出がある」というが、何の手がかりもつかめていないことから「お手上げ状態」と話した。
と結局、正体は明かされていません。
八戸上空の謎の飛行体の正体も不明
2020年につづいて、発見された謎の飛行体ですが、今回も「正体は不明」のまま。
仙台管区気象台はこの物体について「正体は分からない」としていて、もちろん、ラジオゾンデ等の可能性は極めて低いとしています。
発見されたのは、3日午前5時35分頃で「気球のようだった」と目撃者は話しています。
飛行している高度が高く調査が困難であるとも言われていますが、なんとも気味の悪いもの・・・気象観測のためのものであればまだいいのですが・・・。
何かの理由があって悪意を持った人たちが飛ばして様子を見ているとしたらものすごく不気味ですよね。
仮に、極秘の何かであれば、情報が公開されることはないでしょうが、自衛隊がしっかりと調査してくれていることを願うのみです。