皆さんは音楽を聴くとき、MVも一緒に観ることがありますか?
MVはアーティストのプロモーションとして使われることもありますが、曲と共に世界観を表現するツールでもあります。
今回は、ホラーやグロなど、閲覧注意なコンテンツを含んだMVを紹介していきます。
※この記事は洋楽編です
グロ部門
音楽は愛や希望だけでなく、時に暴力や絶望、死を表現するもの。
ここでは、MVにグロや性的な表現を含むMVを紹介します。
Job For a Cowboy/Tarnished Gluttony
デスコアバンドのJob For a Cowboyが2012年にリリースした「Demonocracy」より、「Taenished Gluttony」のMV。
タイトルは「汚された暴食」と直訳でき、MVの衝撃的な表現も話題になりました。
小さな男の子の腹を開き、縫合するシーンがとてもショッキング。
エクストリームな王道デスコアの負の感情を表現した良いMVだと思いますが、閲覧注意です…。
Shrine of Malice/Lord of Flies (ft. Tom Barber of Chelsea Grin)
USのブラッケンド・ブルータル・デスコアを掲げるバンドShrine of Maliceの「Lord of Flies」のMV。
MVはアニメの映像を集めて繋ぎ合わせた、いわゆる「AMV」になっています。
そのどれもが四肢をもがれて流血したり、怪物に襲われるといった目をそらしたくなるほど絶望的なもの…。
アニメとはいえとてもショッキングな内容になっているので、閲覧は自己責任でお願いします…。
余談ですがこのバンドのボーカル、この完成度でまだ10代。違う意味で怖いです…
Fall Out Boy/The Carpal Tunnel Of Love
ポップパンクバンド・Fall Out Boyの「The Carpal Tunnel Of Love」のMVです。
このアニメは、グロアニメ界隈では有名な「ハッピーツリーフレンズ」。
ハッピーツリーフレンズは目玉や臓器、四肢がもがれるなどの描写が日常茶飯事ですが、キャラクターデザインがかわいいのでグロが苦手な人でも見ることができるかもしれません。
曲自体はFOBらしいとても爽やかな曲調となっているので、このコラボは少し意外でしたね…
ホラー・不気味部門
続いて、ホラー・不気味部門の紹介です。
同じホラーでも、日本と海外とではかなり世界観が違いますよね。ここでは、海外のホラー調のMVや不気味なMVを紹介します。
Marilyn Manson/Tourniquet
反キリストの大スターとして知られるマリリンマンソンの「Tourniquet」のMV。
マリリンマンソン本人が出演するMVは、終始不気味な演出で進行します。
気持ちの悪い動きやメイクに、マンソンの狂気じみた叫び声も相まって得体のしれない恐怖感を覚えました…。
食虫やマンソンの奇行など、マンソン好きにとっては見所が満載のMVです。
MESHI SMILE/TEARS
アメリカのエレクトロユニット・MESHI SMILEが制作した「TEARS」という曲のMVです。
ビット絵を用いてデザインされたレトロゲームのような世界観に、日本語で少女のセリフがかわるがわる表示されます。
音作りはポップでいわゆる「kawaii future bass」と呼ばれるジャンルに通ずるものがあるのですが、曲の随所にやや不穏なコーラスやノイズ加工が施され、不気味な雰囲気となっています。
Slipknot/Spit it out
アメリカのニューメタルバンド・Slipknot初期の名曲「Spit it out」のMVは、ホラー映画好きならだれもが知っている名作「シャイニング」のパロディとなっています。
もともとバンドメンバーが被っている不気味なマスクや雰囲気との相性は抜群。特に当時のドラマー、ジョーイ・ジョーディソンが三輪車を漕いでいる場面はかなり不気味です。
閲覧注意というほどではありませんが、シャイニングのファンも楽しめるMVだと思います。