我々は皆宇宙人だった?! 自分の『宇宙種族』を調べてみよう

突然だが、これを読んでいるあなたは一体何星人で、どこからやってきたのだろうか?

……などと問いかけられれば、大抵の人は「いやいや、どこからも何も生まれたときからずっと地球人ですよ」と思うかもしれない。

確かに、宇宙船の操舵室でナビに「地球」と入力して宇宙空間をハイパードライブしてきた、という記憶がある人はそうそういない。だが、一説によれば、地球に生きる人々の中で「純地球人」と呼べるのはほんの一握りなのだという。なんと現在の地球人の87%は、別の星から地球へと、それぞれの目的のために転生してきた「元宇宙人」なのだ。

地球上に存在する全ての国に「お国柄」があるように、宇宙人も出身星によって性格や地球へやってきた目的が異なる。

そのため、自分の出身星を知ることは、自分が一体何者なのか、何のために地球上に生を受けたのかの足がかりになる、というわけだ。

公開日:2019年11月3日 更新日:2020年3月8日

宇宙種族とは?

宇宙人」なら耳馴染みがあるけれど「宇宙種族」は初めて聞く、という人は多いかもしれない。

宇宙種族とは、文字通り宇宙に存在する様々な「種族」を指す言葉だ。この広い宇宙には太陽以外にも様々な恒星があり、その多くに、それぞれの「宇宙種族」が住んでいる。

だが、「住んでいる」といっても、我々と同じように満員電車に揺られて仕事に行ったり、休日にビールを飲んだりして過ごしているわけではない。

彼らの存在様式は千差万別だが、地球人のような肉体は持っておらず、より高次の次元に存在している種族もある。

宇宙人だからといって、皆が皆、大きな頭と目を持つ灰色の体をしているわけではないのだ。

こうした他の宇宙種族から転生してきた人々のことを、既存の宇宙人のイメージと切り離してスターピープル」「スターシードと呼ぶこともある。

自分の種族の調べ方

宇宙には様々な種族が存在する。

中には地球では名前の知られていない恒星もあるだろう。

また、我々の魂は幾度も転生を繰り返すため、ひとくちに「出身」と言っても、ひとつの星に絞ることは難しい。

そのため、大抵の場合は自分の魂が最初に産み落とされた星か、あるいは最も多く転生し、魂の形成に影響を受けた星を「出身星」とするようだ。

この出身星を知るには、大きく分けて2つの方法がある。

  1. ワーカーやチャネラーにリーディング(鑑定)してもらう
  2. 自分で調べる

今回は、2の「自分で調べる」方法を紹介していきたい。

主要な宇宙種族とその特徴

ひとくちに自分で調べるといっても様々な方法がある。

たとえば、昔からプラネタリウムなどである特定の星座や星に不思議と心惹かれていた、という人は、実際にその星に縁があることが多いし、列挙された星の名前を見て唐突にピンと来ることもあるだろう。

だが、そうした直感が働かなくても、それぞれの星の特徴自分自身の性格を照らし合わせて、ある程度見当をつけることができる。

そこで、以下に、地球に多く存在すると言われている主要な宇宙種族とその傾向をいくつかピックアップしてみた。

もちろんここに記載した宇宙種族が全てではないし、「何個当てはまったから自分は●●星人だ!」と断言できるものでもないが、自身のルーツを調べる足がかりにはなるはずだ。

プレアデス星人

プレアデス星団は牡牛座の散開星団である。「すばる」という和名で呼んだほうが馴染みがあるかもしれない。プレアデス星人は元々金星に住んでいた人々で、地球人とルーツを同じくするため、姿形もよく似ているとされる。ポジティブで心優しく、争いを嫌い平和を尊ぶ種族で、以下のような特徴を持つ。

  •  集団でいるよりも1人でいることを好む
  •  周囲から浮きがち
  •  美意識や感受性が強い
  •  平和主義者
  •  アーモンド型の大きな目をしていることが多い

彼らが地球へやってきた目的は平和をもたらすこと。そのため、プレアデス星にルーツを持つ人はヒーラーや芸術家など、他者を癒やす仕事に向いていると言われている。

シリウス星人

おおいぬ座に位置するシリウスは、地球から見える恒星の中で太陽を除けば最も明るく見える星である。シリウス星人のイメージを一言で言い表すのなら隠遁生活中の賢者だろうか。独自の哲学を持っていて、あらゆる物事に対して慎重な人が多いと言われている。

  • 初対面の人と交友関係を結ぶのが難しい
  • 一度信頼した相手には尽くす
  • よく考えてから行動に移す
  • 平穏や静けさを好む
  • 探究心がある

シリウス星人もプレアデス星人と同じく平和を好むが、より自身の知的好奇心に素直な種族だとされる。科学者や宗教者、哲学者などに多く、地球の文明発展に多く貢献してきたと言われている。

オリオン星人

オリオン座を構成する一等星「ベテルギウス」は、上述のシリウス、そしてこいぬ座のプロキオンと共に、それぞれ冬の大三角形の一角を担っている。名前の由来がギリシャ神話ということもあり、馴染みのある人も多いかもしれない。

  • 好奇心旺盛
  • 感性に頼るよりロジカルな考え方を好む
  • 議論好き
  • 完璧主義者
  • 物事に対して批判的な観点を持つことを臆さない

オリオン星人は種族の中でも更に細分化されており、中でも器用で真面目な特色を持つ「リゲル人」と呼ばれる種族は多く日本人に転生していると言われている。

手先が器用で細々とした仕事が得意だ、という人は、もしかするとリゲル人かもしれない。

ベガ星人

こと座に位置するベガは、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブと共に夏の大三角形を構成している。

ベガ星人は数ある宇宙種族の中でもかなり古い魂を持っており、多方面に秀でたバランス感覚の良い種族だと言われている。

  • 自分で物事を決定したい
  • フレンドリーで社交的
  • 決断力があり、行動が早い
  • やや自信家のきらいがある
  • 子供好き

ベガ星人の大きな特徴は決断力と自信に満ちあふれていること。多くのベガ星人は豊かな資質を持っているため、大抵のことはそつなくこなす。

社交的な性格であることも考えると、チームリーダーとして大きなプロジェクトに関わるといった働き方が向いているだろう。

出身星を知って、人生をもっと豊かに!

ここで紹介したのは、あくまで宇宙種族のごく一部だ。他にもアルクトゥルスアンタレスアルデバラン太陽星系など様々な宇宙種族が存在する。

もちろん、魂のルーツを地球に持つ「純地球人」もいるだろう。

宇宙種族についてもっと詳しく知りたい、自分のルーツを探りたいと思った人には、こちらの本がおすすめだ。

今夜は是非、星空を見上げて輝く星々に目を向けてみてほしい。

その中のどこかに、あなたの故郷があるかもしれない。