地球上で最大規模の噴火の痕跡は海の中に沈んでいる?!オントンジャワ海台の規模がヤバイ

オカルトオンラインでも取り上げてきた噴火…スーパーブルームイエローストーンの破局噴火の規模が私たちがニュースで見聞きする噴火の規模とは桁違いで想像するとぞっとしてしまいます。

地球上には巨大噴火の痕跡がたくさん残されていて、イエローストーンなどは今でも活動を続けている火山です。観光地として有名な阿蘇カルデラなんかも巨大な噴火の痕跡ですが…地球上にはヤバい規模の噴火の痕跡が残されているんです。

オントンジャワ海台がとにかくデカい!噴火の規模が桁違いすぎる!

画像:pixaboy

オントンジャワ海台…聞き慣れない言葉という方も多いことでしょう。

海台というくらいですからオントンジャワ海台は海に沈んでいます。海台は海底火山の噴火の痕跡で、オントンジャワ海台は世界最大級の噴火の痕跡なんです。オントンジャワ海台の面積は、200万キロ立方メートル、厚さは30キロもある巨大な洪水玄武岩で、もともと溶岩だったものが固まってできています。

オントンジャワ海台は、今から1億2,000万年前~1億2,500万年前程度前のマントルプルームの痕跡だと考えられています。マントルプルームはオカルトオンラインでも紹介したことがある”スーパーブルーム“のこと。マントルの上昇でとんでもない規模の噴火が起きるという自然現象です。

このマントルプルームの痕跡がオントンジャワ海台なのですが、その規模がとんでもないんです。オントンジャワ海台は、マニヒキ海台やヒクランギ海台などと同じ火山活動でできた海台だと考えられていてマグマの量は8000立方メートル…地球の1%をマグマが覆うほどのとんでもない規模の超大噴火でした。

ちなみに…富士山のフルパワー噴火を1とした場合、オントンジャワ海台の規模は77000000!!もう桁が違いすぎてよく解らなくなってしまいそうです。こうして比べると、富士山のフルパワーが可愛く思えてくるレベルです。同じ基準で数値化した場合の、阿蘇山のフルパワーが600ですから、私たちが考える噴火という範囲に収まらないほどのやばい噴火だったことが解ります。

 

参考資料:buzz-plus

オントンジャワ海台のほとんどがマントルに沈んでいる

画像:pixaboy

オントンジャワ海台は、地殻変動でマントルに沈み込んでいます。プレートは常に動いている…ことはご存知の方も多いでしょう。

オントンジャ海台もその地殻変動の影響を受けていて、半分にあたる50%がマントルに沈みこんでいるといわれています。少しずつ海溝に沈んでいて、今では主要な部分のほとんどがマントルに沈みこんで見えなくなってしまっているそうです。

こういったプレートの動きは普通に見られるものだそうですが、言い換えれば、巨大噴火の痕跡を飲み込むほどのエネルギーが私たちの足元の地球にあるということになります。

参考資料:地学雑誌 世界露頭百選(No. 4-5)

 

巨大噴火がもし今起こったら…

オントンジャワ海台は地球上でも最大規模の噴火の痕跡…。ではもし…もしこの規模の噴火が起こったらどうなると思いますか?もちろん仮に…の話ですし、オントンジャワ海台のレベルの噴火が迫っているというわけではありません。ですが、ずっと前ではありますが、地球でこの規模の噴火が起こっていたことも事実…これから先、絶対にないなんて誰にも言えませんよね。

まず、このレベルの噴火が起こると、溶岩が噴き出した場所の近くにいる生き物はすべてほぼ即死と考えて間違いないでしょう。スーパープルームが起こると、火山ではない普通の場所から突然、恐ろしい勢いで溶岩が噴き出すはずです。ですから、仮にそれを目視できる場所にいたとすると、ほぼ生きてはいられないでしょう。

では、もし遠くで噴火が発生したら…さすがに即死ということはなさそうです。ですが、シベリアトラップでは地球上の生物のほとんどが死に絶えたとも言われています。それはなぜなのでしょうか…。

巨大噴火では、溶岩だけでなく大量の火山灰が大気に排出されます。そうなると日照時間が減り植物の育成に大きな影響が出で食糧危機が起こるんです。つまり、噴火が生態系を壊し、食物連鎖に乱れが生じるというわけ…その間接的な影響で生物がダメージをうけるのです。ということは…噴火の直接的な影響から免れられたとしても、間接的な影響で命を落とす可能性が非常に高いんです。

そして、私たちに人間の世界では食糧危機以外にも問題があります。それは世界のパワーバランスの問題です。噴火がどこで起きるかによっては、世界の軍事的なパワーバランスが崩れて戦争や略奪が起こる可能性もあります。食糧危機が起こる上に軍事的なパワーバランスが崩れたら…世界の経済やあらゆるシステムが大打撃を受け、今の私たちの平穏な生活を維持する言葉難しくなります。

つまり、もし…仮にこのレベルの巨大噴火が今、起こったら、対岸の火事のように他人事ではいられないということです。

まとめ

世界最大の噴火の痕跡は、太平洋に沈むオントンジャワ海台です。オントンジャワ海台はマントルプルームの痕跡で、今ではその50%がマントルに沈みこんでいるといわれています。

地球上の表面積の1%をマグマが飲み込んだ超巨大噴火は、私たち人類が誕生するずっと前に地球で実際に起こっていたんです。火山の噴火とはレベルが違うオントンジャワ海台は今も、太平洋の底で少しずつマントルに沈みこんでいっています。

 

参考資料 海洋研究開発機構 オントンジャワ海台における地球史上最大の火山活動の原因を解明(2012年) 

 

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