水死体…水に沈んで溺死した人の遺体や、亡くなった後に水の中に落ちてしまった人などは、水死体として発見されることがあります。

時には殺人事件…なんてこともあるわけですが、大きな海の中では人間の遺体もまた、自然界の有機物のひとつに過ぎません。

発見されないままになることも珍しくないわけですが、水死体が発見された時にどんな状態かを考えたことありますか?

公開日:2019年10月2日 更新日:2020年1月22日

水死体はどんな状態か知っていますか…?

水死体…亡くなる状況は様々ですが、実は日本で最も多い水死は自宅のお風呂だそうです。

自宅のお風呂で水死して、すぐに発見されない場合、遺体は水の中で溶けてしまうそうです。
特殊清掃の記事でもご紹介したのですが、この場合は、笑う水死体にはならず、むしろ身体の皮膚や油分、筋肉や内蔵が腐敗してドロドロになってしまうこともあるそうです。

もちろん、放置される時間が長いほど腐敗は進みます。

すぐに発見された場合はそんなことはないんですが…腐敗が進むと、現場はかなり壮絶なことになってしまうらしく、後処理がとても大変なのだとか。

浴槽からは悪臭が漂いますし、中の水は当然きれいではありません。

血液が飛び散っていることもありますし、浴槽の中はドロドロにとけたなんとも言えない液体で満たされてしまっています。

そのまま栓を抜くと「つまって」しまうので、拭き取ったり救ったりを繰り返して洗浄して…とにかく大変なわけです。

これが自然界の中で、たとえば、海や川、池や湖の場合はちょっと訳が違います。

それが今回お話する都市伝説の「笑う水死体」のお話です。

水死体が笑っていた…その正体は?!

自然界の水辺はいろいろありますが、今回お話するのは海でのことです。

海の中の世界を楽しみ趣味として知られているスキューバダイビング…人気があるマリンレジャーですが、笑う水死体の話は、ダイバーが主役です。

あるとき、ダイバーが海に潜ってダイビングを楽しんでいたそうです。

すると海底に何かが沈んでいるのを発見します。海の中には、海洋生物や植物以外にもいろんなものが沈んでいることかありますし、ここまでは珍しいことではなかったそうです。

ですが、近づいて見るとその「何か」が人であることに気づきます。

そして、驚いたダイバーはその沈んでいた人をひっくり返したのだそう。

当然、もう亡くなっているわけですが、ひっくり返したときにのその水死体の顔が動いてまるで「笑っているように」見えたのです。

ですが、海底に長い時間沈んていたわけで、酸素ボンベもしていないのですから、当然亡くなっています。

では、なぜ遺体が笑ったように見えたのでしょうか。

そのダイバーはびっくりしてその遺体の顔を確認したそう。

すると、顔からシャコやカニが出できたんだとか。つまり遺体が笑ったように見えたのは、シャコやカニがくっついて遺体を食べていたからということ…。

ぎょっとしたダイバーはすぐに浮上して通報し、その遺体は引き上げられたそうですが、遺体のいたるところにシャコやカニがくっついていたそう。

お風呂で溺死して腐敗するのとは全く別の結末…ドロドロに溶けてしまうことありませんが、海で水死し発見されなかったらこうして海の生物のエサになってしまうというわけです。

海のお掃除屋さん

ちなみに、シャコや海老、カニなどは「海のお掃除屋さん」とも言われていて、死肉に群がって食べて生きている生物です。

ある実験で、海中に豚肉を落としたところ、シャコやカニ、エビなどが群がったとか。

人も豚も自然の中では同じタンパク質ですから、水死体も同じことになっていたとしても不思議ではありません。

海の中にはバクテリアもいますが、人のような大きなものはバクテリアで分解される前に海のお掃除屋さんの貴重な食べ物になるというわけです。


エビやシャコ、カニは高級食材でもありますし、一般的によく食べられる食材でもあります。

養殖の場合は、人から貰ったエサを食べているわけですが、天然ものの海老やシャコやカニなどは捕獲されるまでの間にいろんなものを食べて海底で生きていたはず…

そして、それを食べる私たちには「何を食べていたのか」を調べる方法など当然ありません。

食べているものは、エビやカニ、シャコだったとしても、その生物が何を食べて大きくなったのかを考えるとゾッとしてしまいます。

食物連鎖は自然の節理ですからこれは当たり前の事であるのですが、今自分が、美味しそうに食べているエビフライやカニ…は天然物ですか?それとも養殖ですか?

もし前者なら・・・これ以上は想像の域をでないことですから自重しておきましょう。。。

いいんですよ、美味しく食べることもまた食物連鎖のひとつなのですから・・・。

「笑う水死体の正体」のまとめ

笑う水死体の正体…は海のお掃除屋さんと言われていエビやカニ、シャコなどの海洋生物でした。

海で水死して遺体が回収されないと、海のお掃除屋さんがよってきて遺体を食べてお掃除をするというわけ。

それは人でも動物でもおなじことです。

さあ、今日のディナーは何にしますかエビチリなんていかがでしょう?

もちろん天然物で・・・。

甲殻類の天然物には…

普段は高級食材として親しまれているエビ、カニ、シャコなどですが、実はこんな裏話があるとは恐ろしい話ですね…。

天然物と言われると今までは喜んでいましたが、これからは少し躊躇してしまうかもしれません。。。

そして「笑う水死体」という現象。原因が分かっていたとしても、発見したダイバーはさぞ恐ろしい光景だったのではないでしょうか?

それはさておき…

こんな美味しそうな赤エビはいかがでしょうか?

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