784年に伝教大師最澄上人が楠の霊木で十一面観音菩薩を刻み安置したといわれているのがここ笠森観音です。参道には子授楠という霊木があり、根の近くに自然に出来たといわれる人が通れるほどの穴があります。男性からくぐりその後に女性がくぐると子宝のご利益があると言われています。この子授楠の手前には三本杉があります。この三本杉の幹の下をみればわかるのですが、根っこが全ての繋がっているという日本でもかなり珍しい杉になります。笠森観音に来る方はこの珍しい三本杉を見に来る方も多く、たくさんの人が自然を堪能しながら子宝のご利益をもらって帰られるそうです。笠森観音では牛・丑年のときに御開帳が行われるそうで、その時に十一面観音菩薩と繋がれるといわれています。 [cc id=5873]
千葉県長生郡長南町笠森302 [map lat=”35.39964639999999″ lng=”140.19889619999998″ width=”800″ height=”600″]