伊豆に島流しされた源頼朝の夢の中に「隠れ里のお稲荷様」が年老いた姿で現れたそうです。そして平家に反抗し、従わないものを攻め打つようにお告げがあったといいます。そして、幕府を開いた後にお稲荷様への感謝の意を込めて建てたのが佐助稲荷神社と言われています。鎌倉時代の武将であり寿永の乱で活躍した畠山重忠に命令して社殿を作らせたそうです。佐助稲荷神社は仕事運や出世運にご利益があると言われています。また、下社の横に小さな御堂があり十一面観音を祀っています。この観音様は縁結びの観音とも呼ばれているようです。良縁薄い美しい姫君と言われた赤松幸運が縁に恵まれず諦めて出家した時に、「全ての人に良縁があるように」と願って彫ったと言われています。縁結びのご利益だけではなく開運や招福の効果もあるようです。 [cc id=5873]
神奈川県鎌倉市佐助2-22-12 [map lat=”35.3236932″ lng=”139.5420015″ width=”800″ height=”600″]