熊野本宮大社は昔、熊野川と岩田川と音無川が合流しているこの大斎原にありました。その当時は1万1000坪と大きな境内に五棟十二社の桜門、社殿、神楽殿などがあったそうです。昔は橋がかかっていなかったため川の中を歩いて渡り、着物の裾を濡らしてから参拝するのがしきたりだったそうです。そして参拝後は音無川で身を清めていたといいます。ですが、今から120年前に水害が起こり社殿が飲み込まれてしまったそうです。残った4社が熊野本宮大社がある場所に移されました。大斎原は熊野本宮大社から500メートル離れた場所にあるので、どちらにも参拝することをオススメします。 [cc id=5875]
和歌山県田辺市本宮町本宮100-1 [map lat=”33.8384592″ lng=”135.77578269999998″ width=”800″ height=”600″]