和多都美神社には豊玉姫命と彦火火出見尊が祀られています。歴史が始まる前の時代に海の神様である豊玉彦尊が作った海宮です。そしてこの場所を夫姫と名付けたそうです。無くしてしまった釣り針を探して彦火火出見尊がこの地に3年留まり、豊玉彦の娘である豊玉姫と出会い夫婦になったそうです。ここだけ聞くと浦島太郎の竜宮の伝説に似ている感じがしますね。満潮時になると拝殿が建っている場所は海水に浸かってしまいます。拝殿の脇にある松の木の根っこは本殿の下まで伸びていてまるで龍のようにも見えます。神社の裏に行くと照葉樹や落葉樹の森が広がり、そこに足を踏み入れるととても清らかな空気を感じられます。この森は神社を囲うように密生していて天然記念物にも指定されているようです。 [cc id=5873]
長崎県対馬市豊玉町仁位和宮55 [map lat=”34.379125″ lng=”129.31192099999998″ width=”800″ height=”600″]