今帰仁城(なきじんぐすく/なきじんじょう)は、別名、北山城(ほくざんじょう/ほくざんぐすく)とも呼ばれている城跡です。今帰仁城は、琉球王国成立以前に北山の国王・北山王が居城にしていたと言われていている城で、県内最大級の城(グスク)としても有名です。平成18年には優れた文化財・著名な歴史の舞台・史跡に贈られる日本100名城にも選定されました。「琉球王国のグスク及び関連遺産群」という名称で、資産全体がひとつの文化遺産として登録されています。今帰仁城は外郭も含めて全部で7つの郭から構成されていて、城を囲んでいる石垣は地形を上手に利用しています。城壁は美しいディテールの曲線を描く首里城とほぼ同規模の面積を有する沖縄屈指の名城です。遠くに海を見下ろすことのできる長く作られた城壁は、今帰仁城跡の中でも一番パワーを感じられる場所です。良縁や家庭円満、健康を祈るのにうってつけのポイントと言われています。 [cc id=5872]
沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地 [map lat=”26.6924609″ lng=”127.92806000000002″ width=”800″ height=”600″]