東京都千代田区永田町に、「プルデンシャルタワー」という超高層ビルがあります。
プルデンシャルタワーは、現在おもにレストランやオフィスとして使用されています。今は賑やかですが、かつてこの場所で、日本の歴史に名を残すほどの大火災が起こったことは知っていますか?
プルデンシャルタワーは、1982年に33名もの死者が出た「ホテルニュージャパン火災」があった跡地に建てられているのです。
だからでしょうか? プルデンシャルタワーでは都内有数の心霊スポットとして、様々な心霊現象が語られています。
今回は、都内の心霊スポット「プルデンシャルタワー」と、その原因となった「ホテルニュージャパン火災」について紹介します。
東京都千代田区のプルデンシャルタワーは、「ホテルニュージャパン」という高級ホテルの跡地に建てられました。
ホテルニュージャパンは日本初のオープンカフェとショッピングアーケードを備え、東洋一の格式をうたった高級ホテルですが、ここで日本の歴史に名を残すほどの大火災が起きてしまったのです。
1982年2月8日。死者33名、負傷者34名。史上最悪の「人災」と呼ばれた大火災です。
発生した時刻は夜中の3時24分で、ほとんどの宿泊者は寝ていました。9階から火の手が上がり、この火災から逃れるために高層階から飛び降りた人もいたそうです。
出火から約9時間ほど燃え続けました。出火の原因は外国人男性客による寝たばこで、この火災は日本中に大きな衝撃を与えました。
しかしここまでの大火災になってしまった原因は、ホテル側にありました。
スプリンクラーの故障など、消火設備の不備もあり、火はあっという間に燃え広がってしまったのです。
実はこのホテルニュージャパン、乗っ取り屋の異名を持つ実業家・横井英樹氏によって買収されており、その後は安全面などで徹底的にコストカットをはかっていたのです。
事件後、防火及び消化施設の維持管理と従業員への指導の怠り、注意義務の違反により、社長の横井氏は業務上過失致死罪で逮捕。ホテルも行政から営業禁止処分を受けました。
火災をきっかけに廃業したホテルニュージャパンでしたが、その後しばらく放置されます。取り壊しが決定したのは、火災から14年後のことでした。
そして2002年、その跡地に現在の「プルデンシャルタワー」が建設されたのです。
しかしそんな大火災があったホテルニュージャパンの跡地であるためか、プルデンシャルタワーでは多くの心霊現象が目撃され、都内有数の心霊スポットとして認知されています。
以下にプルデンシャルタワーで語られている心霊体験を紹介します。
今回は、東京都内の心霊スポット「プルデンシャルタワー」と、その原因となった「ホテルニュージャパン火災」について紹介しました。
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