アメリカで語られてる「ウサギ男」という都市伝説を知っていますか?
別名「バニーマン」ともいわれています。
なんと、アメリカでも映画化されるほど有名な都市伝説となっています。
簡単に「ウサギ男」を説明すると、かわいいウサギの着ぐるみを身にまとった怪人で、かわいらしさとは裏腹に斧やチェーンソーなどを振り回し人間を襲う恐怖のシリアルキラーです。
「ウサギ男」はただ人を殺すだけではなく、持っている斧でのどを深く切り裂き、全身の皮膚をはぎ、高い所から逆さに吊るすとされています。
ここまで聞くだけでかなりの恐怖感ですが、今回の記事ではさらに「ウサギ男」に迫ってきます。
アメリカ・バージニア州のフェアフォックス群クリフトンやメリーランド州周辺で伝えられている噂で、夜中にノーフォーク・サザン鉄道のフェアフォックス・ステーション・ブリッジという橋があります。
その橋に近づくと、どこからともなく「ウサギ男」が現れ持っている斧で子供が襲われるというものです。
その結果この橋は通称「バニーマン・ブリッジ」と呼ばれるようになったのです。
出現率が高いのがハロウィンの時期で、一説ではウサギの姿をしているのは、仮装している人が街にあふれているため、その中に自分が紛れるためだといわれています。
この都市伝説が生まれたのには理由があります。
過去に扮装した人物による事件が起きたことと、1904年頃に起きた受刑者脱走事件が関係しているそうです。
その他にもいくつか元となる話があるので紹介します。
クリフトンにあるとある刑務所が閉鎖されるため、受刑者たちは違う刑務所に連行されることになりました。
しかし、その際に数人(2人程度)の受刑者が脱走を図ったのです。
それと前後し、「フェアフォックス・ステーション・ブリッジ(通称・バニーブリッジ)」にてウサギの惨殺死体が発見されたそうです。
その後、脱走した受刑者の1人が斧を握った状態で死んでいるのが発見されました。
残る脱走者の仕業ではないかと、捜査と捜索が行われましたが結局見つからず中断となってしまいました。
しかし、その後も「フェアフォックス・ステーション・ブリッジ(通称・バニーブリッジ)」周辺でウサギの死体が見つかっているそうです。
この事件を恐れた周辺住民が語り継ぎこのような都市伝説が生まれたのではないかといわれているのです。
この話が本当の元ネタとして言い伝えられています。
精神異常者が施設から逃げ出し、ウサギの内臓を取り出し、橋の下につるしたのが本当の話と伝えられています。
ウサギの内臓が次第に子供の内臓というおぞましいものに変わり今の「ウサギ男」という都市伝説になったといわれています。
1905年に2名の男の子が冒頭でも紹介した手口(のどを深く切り裂き、全身の皮膚をはぎ、高い所から逆さに吊る)の状態で発見され、いまだに未解決の事件があるのです。
バニーマンはどこからともなく現れ、ジャンプしながら相手を追いかけまわしてくるそうです。
この犯人が人間だろうが謎の生物だろうと正気ではないことは確かですし、絶対に出合いたくない存在ですよね。
ここまで紹介してきた年代が1900年初頭だったため噂話は沈静化し、遠い昔のような話に感じるかもしれません。
しかし、1970年代に再び目撃されているのです。
そのような影響もあり近年では映画化もされ大きな話題を生んでいるのです。
いかがだったでしょうか?
可愛いうさぎとは裏腹に人ののどを切り、皮膚をはいで逆さまに吊るすとは到底考えられないようなことです。
上記でも紹介しましたが映画化もされているので興味のある方は是非!
それと、当サイトではアメリカの都市伝説について多く取り上げていますのでこちらもチェックをお願いします!