【噂】事故物件で1カ月生活するという謎のアルバイトがあるって本当?

事故物件・・・この言葉を聞いた事があるという方は少なくないと思います。

事故物件とは、全所有者(居住者)が自殺や孤独死、殺人事件などが起った物件のことです。前の所有者が亡くなっていても、死因によっては事故物件として扱われないことももちろんあります。

気にしない人にとっては「家賃が安くなる」魅力的な物件ではありますが、気になる人にとってはお金の問題ではないのが事故物件です。

今回の話題は、その事故物件に「1カ月くらい住む」というアルバイトがあるという噂についてです。

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事故物件に住むアルバイトがあるという都市伝説

事故物件に住むアルバイト・・・「なんだそれ」と思いますよね。

もちろん、これはインターネットの噂・・・都市伝説のようなものです。求人情報に「事故物件に住むアルバイト」が掲載されているとか、そういうことではありません。

事故物件に住むというアルバイトがあるらしいよ・・・という噂の発端はインターネットです。

「事故物件に住むアルバイトがあるらしい」

「30万で食事付き」

といういろんな書き込みが存在していて、アルバイト都市伝説のひとつとしても有名です。ちなみに、死体洗いとか遺体を整えるアルバイトなんかも都市伝説アルバイトとしてよく語られていますよね。

事故物件に住むアルバイトは実在するのか

さて、気になるのは事故物件に1カ月位住むというアルバイトが実在するのか・・・ですが、インターネットで検索してみたところ

「該当するアルバイトはありません」でした。

まぁ、都市伝説ですから当然といえば当然です。

ちなみに、筆者の知り合いの不動産会社に勤めている知人に聞いてみたところ

「そんな話、ないよーー」とのこと。

 

インターネットで検索してみても、不動産会社などが、事故物件に1カ月住むアルバイトを募集しているとか、そんな話があったという話題はありませんでした。

ただ、都市伝説としては有名。

では、どうしてこんな都市伝説が生まれたのでしょうか。

説明義務回避のため?

事故物件を販売したり、賃貸する場合には、説明義務があります。

つまり、自死や孤独死、事件などがあった物件を仲介する場合には、仲介業者や貸し手は、買い手(借り手)に対して「ここではこんなことがありましたよ」と説明義務があります。

ですが、一定期間が経過した場合や、別の人が一回借りている場合には、その説明義務がなくなるんです。

このことから

「不動産仲介業者や物件のオーナーが、事故物件の説明義務を回避するために、アルバイトに一定期間その物件を使って貰う」というありそうななさそうな噂が流れてしまったのでしょう。

ちなみに、裏バイトとか都市伝説ではなく「自分は事故物件のアルバイトをしたことがある」というインターネットの記事もちらほら・・・。

実際に、事故物件には幽霊がいらっしゃるの・・・か

さて、気になるのが「そもそも事故物件はそんなにやばいのか」です。

もちろん、これに関してはまず、人それぞれ感覚が違いますから、気にしない人にとってはなんでもないでしょうし、敏感な人にとっては恐ろしいもの・・・ということは言うまでもありません。

実際に、特定の場所や物件で心霊現象が多発するということはよくある話。心霊スポットなんかもこれにそういう「特定の場所」であるといえます。

人が亡くなった場所がすべて心霊スポットになっていたら、地球上の多くの場所が心霊スポットになってしまいますから、そういうわけではなさそうです。

ただ、殺人事件などで理不尽に命を奪われた物件などは「できれば避けた方が・・・」と考えている人が多いのも事実です。

もし、あなたが、事故物件に住むアルバイトを見つけたら・・・やってみたいですか??

 

参考資料:事故物件 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』