船橋県民の森公園の裏手にある「達磨神社」は、千葉県の心霊スポットとして有名です。
正式名称は「白幡神社」というのですが、かつて達磨(だるま)が祀られていて、そのだるまを用いた呪術をしていたので達磨神社と呼ばれるようになったといいます。
そんな不気味な場所なので、以前から怪奇現象が多発する心霊スポットとして有名だったのですが、2001年に男子学生が3人の少年らにリンチにあう強盗殺人事件が発生し、その遺体が達磨神社に放置されたことで、以前にも増して心霊現象が報告されるようになりました。
今回は千葉県の心霊スポット、達磨神社(白幡神社)の心霊現象やかつて起きた事件について紹介します。
千葉県の心霊スポット、達磨神社(白幡神社)の場所は千葉県船橋市大神保町636で、船橋県民の森公園の裏手にあります。
達磨神社(白幡神社)への行き方は、JR総武本線船橋駅からバスに乗り、「県民の森」を下車して徒歩20分ほどで着きます。道沿いに帝釈天の石碑が並んでいるので、それを目印にするとよいでしょう。
周りを深い林に囲まれており、昼間でも薄暗く、暗く長い参道も相まって不気味です。本殿の前には骨組みだけが残された謎の廃屋があります。
達磨神社とは通称で、本当は白幡神社といいます。かつては本殿に達磨(だるま)が祀られていて、だるまを用いた奇妙な呪術をしていたので、達磨神社と呼ばれるようになったといいます。
しかし現在、達磨神社ではだるまは祀られていません。
というよりも、本殿の扉は開け放たれ、祠の戸も壊されています。おちょこも倒れていて、かなり荒れた状態にあるといえるでしょう。ですからだるまは撤去されたのではなく、ならず者によって盗まれたのではないかと思われます。
千葉県の心霊スポット、達磨神社(白幡神社)では奇妙な呪術が使われていたという歴史や、昼間でも薄暗いという雰囲気から、昔から様々な心霊現象が報告されています。
これでもごく一部で、とにかく達磨神社ではあらゆる怪奇現象・心霊現象が多発しているようです。
以上のような経緯から、達磨神社(白幡神社)は千葉県で有名な心霊スポットだったのですが、追い打ちをかけるようにさらなる悲劇が襲います。
2001年(平成13年)06月20日に起きた、「船橋明大生強盗殺人事件」です。
読売新聞によれば、明治大学の男子学生が、17才~18才の少年ら3人に金属バットなどでめった打ちにされて死亡。現金約5000円が奪われたといいます。
この強盗殺人事件は、事件当時18歳未満の加害者に対して初めて無期懲役が適用された事例でもあり、少年法では有名な事件です。
そしてこの事件の被害者の遺体が、達磨神社(白幡神社)に放置されていたというのです。この事件は皮肉にも、達磨神社の心霊スポットとしての知名度を底上げすることになりました。
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今回は千葉県の心霊スポット、達磨神社(白幡神社)の心霊現象やかつて起きた事件について紹介しました。
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