インドネシアのスマトラ島に生息しているといわれるオラン・ペンデクは、現地の言葉で「背の低い人」を意味しており、一番古い記録では13世紀の目撃記録が残されている。1917年、以前からオラン・ペンデクに注目していた博物学者エドワルド・ヤコブソンが、オランダからインドネシアへ転居した。彼はオランダの科学雑誌に『オラン・ペンデク遭遇談』を寄稿した。その記事の内容は彼がスマトラ島の山麓でオラン・ペンデクを調査した記録が残されている。地元のガイドが「オラン・ペンデクが後ろ足で地面を蹴り、逃げた」と言う目撃談からヤコブソンは「もし、それがオランウータンだとすれば木の枝を伝って逃げるので、オランウータンの誤認ではない」と判断した。また、足跡も発見されており、形は幅広で長さも短いため人間やオランウータンのものではないとした。 [cc id=5874]
インドネシアのスマトラ島 [map lat=”-0.5897140000000001″ lng=”101.3431058″ width=”800″ height=”600″]