1977年4月21日のことだった。17歳のウィリアム・バーレットは友人と、夜のドライブに繰り出していた。午後10時30分頃、彼らはファーム・ストリートを軽快に飛ばして北上していた。その時バーレットは、6メートル先の石塀の上を、一見イヌかネコとおぼしき動物が歩いているのを発見した。ヘッドライトに照らされた瞬間、その生物は車のほうを振り向いた。それはイヌでもネコでもない、未知の生物であった。胴体とほぼ同じ大きさの頭部に、か細い首や手足。オレンジ色のビー玉のように明るく光る大きな目がある。その目にはまぶたはなかった。しかも、鼻や口、耳などはっきりと判定できるものはいっさい存在しなかったという。 [cc id=5873]
アメリカ合衆国マサチューセッツ州ドーバー [map lat=”42.2458749″ lng=”-71.2828719″ width=”800″ height=”600″]