コヴェント・ガーデン

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人気俳優「ウィリアム・テリス」の霊が出ると言われている。1955年のクリスマス・イブの夜に、駅員のジャック・ハイデンが駅員室に居たところ、ドアをノックする人が現れた。道に迷った乗客だろうと思い「ここは通れませんよ」と言ったがノックする音が止むことが無く、仕方なくドアを開けてみるとグレーのスーツを着たボーラーハットをかぶったの背の高い男性が立っていたのだという。するとその男性は、何も言わず振り返り非常階段の方へと歩き出し、男性はフッと消えていったのだという。この目撃はジャックだけではなく同僚なども目撃しており、その現象は40回以上も続いたのだという。

ある日、ジャックたちが近くのアデルフィ劇場を訪れると、グレーのスーツを着てボーラーハットをかぶった見覚えのある男性の写真を発見した。写真には「人気俳優ウィリアム・テリス(William Terris)」との解説がついており、この時に彼こそが夜な夜な現れる幽霊の正体だったと悟ったのだという。テリスは1897年12月16日にアデルフィ劇場の前で配役に嫉妬した俳優の リチャード・アーチャー・プリンス(Richard Archer Prince)によって刺されて死亡したのだった。 [cc id=5873]

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