私が中学生の時、私含め友達と4人で自転車を二人乗りし、2台で山道使って西武園の花火大会を見に行きました。帰り道、私が運転する自転車を先頭にして、少し離れた後ろにもう1台がいる形でしばらく走っていたのですが、急に後ろを走っていた友達が立ち漕ぎをし始め私たちを追い抜き見えなくなりました。山道を抜け、街灯のある道の最初の交差点に辿り着き、もう1台の自転車に乗った友達と合流するために電話をかけようとカゴに入れていた携帯を後ろに乗っていた友達に渡しました。携帯を渡して画面を開いた瞬間、友達が「や!」と叫んで携帯を地面に落としたのです。私はその携帯を拾い画面を開くと、そこには真っ白な部屋の中央で椅子に座った女の人が写っていました。その女性は黒髪で床につくほど長く、前髪がセンターわけで顔面は潰れて血だらけ、口だけが笑っていて怖くて電源を落とそうとしても携帯が反応せず、しばらくして電源が落ち、壊れました。

前を追い抜いていった友達は私たちがきた道から現れました。一本道で道も狭いので追い抜いていたら分かるはずなのですが…。その山は自殺が多かったり死体が埋められていると有名な場所なので、もしかしたら追い抜いていったのも友達ではなかったかもしれません。 [cc id=5875]

埼玉県所沢市勝楽寺 [map lat=”35.774038299999994″ lng=”139.41409860000002″ width=”800″ height=”600″]
オカルトオンライン編集部

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