人見知りの彼女と妹三人でトランプをしていた時のことです。初対面とはいえ、固い雰囲気だったので場を盛り上げたいと思い、彼女の霊感について妹に話します。確信に迫る話に差し迫ったとき突如妹が大声で泣き叫び、私に抱き着いてきました。どうしたの。大丈夫と慰めながら何があったかを聞くと彼女が一言こう言いました。「妹ちゃんは持ってる人だったんだね。うつしちゃってごめんね。あそこにいる男の人に害はないから大丈夫だよ」そんな台詞を聞いても未だに話についていけない自分に妹と彼女が口を揃えて言いました。「壁の方で外国人の男の人が立っていて、あなた(お兄ちゃん)を睨んでいる」その瞬間のことは未だに忘れられません。私が何より恐怖したのは見えるはずのない妹に見えるきっかけを与えてしまった彼女の方でした。そのことがきっかとなって1ヵ月もしないうちに彼女とお別れしました。しかし未だに妹は霊が見えるようです。 [cc id=5872]
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