玄関のガラス戸が割れ、外側に向かって破片が飛び散っていた。室内に物色された形跡はなかったが、玄関、居間、風呂場の脱衣所の3か所の窓が施錠されていなかった。犯行は住宅密集地の細い路地を入った被害者の自宅で、短時間のうちに行われた。そのため、当初は「犯人はすぐ逮捕される」と思われていた。青森県警は12万人の捜査員を投入し、重要参考人を含む約600人から事情聴取したが、結局手がかりは得られず、2008年10月27日午前0時、殺人罪の公訴時効(15年)を迎えた。
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