噂の一つは、『じゅんいち連鎖説』である。『じゅんいち』という名前の人が、車やバイクで、この峠を通りかかると、目の前に準一君の霊が飛び出してきて、事故に誘うのだという。そして、『じゅんいち』という名前の人ばかりが事故死するということで、『もう死なないでじゅんいち』という看板が立てられたというのだ。これが『じゅんいち連鎖説』
昔、ここで一人の少年がバイク事故を起こして死亡した。その少年の名は、準一。当時17歳の高校生だった。それ以来、この事故現場で、しばしば準一君と思われる少年の霊が目撃されるようになった。
神奈川県秦野市名古木